12. Lith

英題:Lith

作曲:thus(2018)
編曲:thus(2018)
Music by thus © 2018 thus

歌詞:thus(2018)
Lyrics by thus © 2018 thus

絵:thus(2018)
Art by thus © 2018 thus

動画:thus(2018)
―フォント:Yu Gothic UI Light

―
―
―

「Lith」

―――

何 ( なん ) にも 無 ( な ) いよ

何度 ( なんど ) も 何度 ( なんど ) も 見 ( み ) てる そりゃ 一体 ( いったい ) どういう 風 ( かぜ ) の 吹 ( ふ ) き 回 ( まわ ) し
てんやわんや 憧憬 ( しょうけい ) を 辿 ( たど ) り  夢 ( ゆめ ) にまで見た 黄金 ( おうごん ) 世界 ( せかい ) へ
だけど 何 ( なん ) だか 怖 ( こわ ) くて まるで 地獄 ( じごく ) が 隣 ( となり ) に 迎 ( むか ) えるようで
あぁ、こんなの 余 ( あんまり ) だ どうも 正答 ( せいとう ) 主義的 ( しゅぎてき ) 理不尽 ( りふじん ) な 世 ( よ ) の 中 ( なか )  

僕 ( ぼく ) が 僕 ( ぼく ) でなくなると そりゃ 何 ( なん ) にも 無 ( な ) いから つまらないと
そう つまらないと もう つまらないと
なのに 全 ( すべ ) ては 硬直 ( こうちょく )   何 ( なん ) を 求 ( もと ) めて
僕 ( ぼく ) が 僕 ( ぼく ) でない 限 ( かぎ ) り この 心 ( こころ ) は 我 ( わ ) が 親 ( おや ) 縄張 ( なわば ) りに
愛 ( あい ) に 溺 ( おぼ ) れ 飲 ( の ) まれ  遂 ( つい ) に 癌 ( がん ) と 化 ( か ) して
死 ( し ) ぬような 恐怖 ( きょうふ ) が  鬱々 ( うつうつ ) と 鬱 ( しげ ) る

あぁ、 嫌 ( いや ) なんだ 僕 ( ぼく ) は  只唯々 ( ただただただ ) 嫌 ( いや ) なんだ
あぁ、 嫌 ( いや ) なんだ 僕 ( ぼく ) は その 好意 ( こうい ) が 嫌 ( いや ) なんだ

何度 ( なんど ) も 何度 ( なんど ) も「 愛 ( あい ) してる」 さも 目 ( め ) と 耳 ( みみ ) と 肌 ( はだ ) で 谺 ( こだま ) するように
芯 ( しん ) も 像 ( ぞう ) も 反芻 ( はんすう ) していく  放 ( はな ) せ 心底 ( しんそこ ) 不快 ( ふかい ) な 感傷 ( かんしょう )
別 ( べつ ) にそれらは 有難 ( ありがた ) い だけど「これなら 死 ( し ) んだ 方 ( ほう ) がましだったよ」って
あぁ、そんなの 酷 ( ひど ) いや  嫌 ( いや ) を 嫌 ( いや ) と 言 ( い ) っただけで 酷 ( ひど ) いや

それじゃ 僕 ( ぼく ) が 消 ( き ) えりゃ 良 ( い ) いんじゃない  皆 ( みんな ) 歓喜 ( かんき ) に 溺 ( おぼ ) れ 万々歳 ( ばんばんざい )
々ゝ歳 ( ばんばんざい )  そう ゝヽ歳 ( ばんばんざい )
なのに「 居 ( い ) なくならないで」  何 ( なに ) を 求 ( もと ) める
僕 ( ぼく ) が 僕 ( ぼく ) である 限 ( かぎ ) り その 数 ( かず ) だけ 悲 ( かな ) しむ 人 ( にん ) が 出 ( で ) て
その 数 ( かず ) だけ 憎 ( にく ) まれ 人 ( にん ) となり
なんてこった  耐 ( た ) えられないよ もう

あぁ、 嫌 ( いや ) なんだ 僕 ( ぼく ) は その 好意 ( こうい ) が 嫌 ( いや ) なんだ
でも、 好 ( す ) きなんだ 僕 ( ぼく ) は  愛 ( あい ) するのは 好 ( す ) きなんだ

君 ( きみ ) が 君 ( きみ ) である 限 ( かぎ ) り  僕 ( ぼく ) の 心 ( こころ ) 幾度 ( いくど ) も 鷲掴 ( わしづか ) みに
その 心地 ( ここち ) 良 ( よ ) さ その 温 ( ぬく ) もりとか  僕 ( ぼく ) は どうやったって 感 ( かん ) ずる 事 ( こと ) は 無 ( な ) い
僕 ( ぼく ) が 僕 ( ぼく ) である 限 ( かぎ ) り  度 ( たび ) 潰 ( つぶ ) れる 愛 ( あい ) に その 痛 ( いた ) みに
その「 好 ( す ) き」の 重 ( おも ) さは 知 ( し ) ってるのさ だから お 願 ( ねが ) いだよ 嫌 ( きら ) いになって 呉 ( く ) れないか

あぁ、 辛 ( つら ) いんだ 僕 ( ぼく ) は  只唯々 ( ただ ) 辛 ( つら ) いんだ
あぁ、 辛 ( つら ) いんだ 僕 ( ぼく ) は その 好意 ( こうい ) が 辛 ( つら ) いんだ ごめんね。

あぁ、 嫌 ( いや ) なんだ 僕 ( ぼく ) は  只唯々 ( ただただただ ) 嫌 ( いや ) なんだ
あぁ、 嫌 ( いや ) なんだ 僕 ( ぼく ) は  傷 ( きず ) つけるのが 嫌 ( いや ) なんだ