32. エーテル

英題:Aether

作曲:thus(2015-2019)
編曲:thus(2019)
Music by thus © 2019 thus

歌詞:thus(2019)
Lyrics by thus © 2019 thus

絵:thus(2019)
Art by thus © 2019 thus

動画:thus(2019)
―フォント:ほのか丸ゴシック

―
―
―

「エーテル」

―――

逢 ( あ ) いたい 想 ( おも ) いを 胸 ( むね ) に 刻 ( きざ ) んでも  底抜 ( そこぬ ) け 底抜 ( そこぬ ) け 朽 ( く ) ちてく 関係 ( かんけい ) が
そうだろう だって 星 ( ほし ) の 数 ( かず ) ほどの  出会 ( であ ) いと 別 ( わか ) れを 積 ( つ ) み 重 ( かさ ) ねれば
順位 ( じゅんい ) の 外 ( そと ) へ 流水 ( りゅうすい ) のように  落 ( お ) ちて 行 ( い ) くんだろ 嗚呼 ( ああ ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや )
そんなもん 知 ( し ) ったこっちゃないんだよ  心 ( こころ ) も 躰 ( からだ ) も 醜 ( みにく ) くなって

共 ( とも ) に 歩 ( ある ) いた 遠 ( とお ) い 遠 ( とお ) い 仲間 ( なかま ) 達 ( たち )
走馬灯 ( そうまとう ) のように 一人一人 ( ひとりひとり ) 思 ( おも ) い 出 ( だ ) す
そして「ずーっとずーっと 一緒 ( いっしょ ) 」と その 言葉 ( ことば ) の 意味 ( いみ ) を  今 ( いま ) も
反芻 ( はんすう ) して 反芻 ( はんすう ) して ずっと 覚 ( おぼ ) えてる? ねぇ、 皆 ( みんな )

嗚呼 ( ああ ) 、 忘 ( わす ) れないでと  佇 ( たたず ) む 私 ( わたし ) に 踵 ( きびす ) を 返 ( かえ ) し
嗚呼 ( ああ ) 、 忘 ( わす ) れないで  信 ( しん ) じる 心 ( こころ ) を 忘 ( わす ) れる 前 ( まえ ) に
嗚呼 ( ああ ) 、 忘 ( わす ) れないでと  悴 ( かじか ) む 手 ( て ) と 手 ( て ) じゃ 其処 ( そこ ) に 在 ( あ ) るのかが
嗚呼 ( ああ ) 、 消 ( き ) える 前 ( まえ ) にもう 一度 ( いちど )

逢 ( あ ) いたい 想 ( おも ) いは 跡形 ( あとかた ) もないよ そこ 退 ( の ) けそこ 退 ( の ) け 壊 ( こわ ) れる 関係 ( かんけい ) が
そうでしょう? だって 私達 ( わたしたち ) の 大切 ( たいせつ ) な 大切 ( たいせつ ) な 約束 ( やくそく ) だって
在 ( あ ) らぬ 方向 ( ほうこう ) 見 ( み ) て 絆 ( きずな ) を 無関心 ( むかんしん ) に  引 ( ひ ) き 裂 ( さ ) いてくんだ はぁ、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや )
「そんなもん 知 ( し ) ったこっちゃないんだ」と  心身 ( しんしん ) 諸共 ( もろとも ) ボロボロだった

思 ( おも ) い 思 ( おも ) いに 忘 ( わす ) れ 去 ( さ ) る 仲間 ( なかま ) たち
走馬灯 ( そうまとう ) のように 一 ( ひと ) つ 一 ( ひと ) つ 思 ( おも ) い 出 ( だ ) す
せめて「ずーっとずーっと 好 ( す ) きだよ」 あの 言葉 ( ことば ) の 意味 ( いみ ) を  今 ( いま ) も
反芻 ( はんすう ) して 反芻 ( はんすう ) して ずっと 覚 ( おぼ ) えてる あなたは

「 嗚呼 ( ああ ) 、もう、 忌 ( い ) みましょうか」と 零 ( こぼ ) れる 言葉 ( ことば ) と 想 ( おも ) いを 胸 ( むね ) に
「 嗚呼 ( ああ ) 、もう、 忌 ( い ) みませんか」 信 ( しん ) じる 心 ( こころ ) を 忘 ( わす ) れる 前 ( まえ ) に
「 嗚呼 ( ああ ) 、もう、 止 ( や ) めましょうか」と 失 ( うしな ) う 言葉 ( ことば ) をぽつりぽつりと
「 嗚呼 ( ああ ) 、もう、 止 ( や ) めませんか」なんて

愛 ( あい ) したい 想 ( おも ) いの 器 ( うつわ ) が 無 ( な ) いんだよ
言葉 ( ことば ) が 容 ( かたち ) が 温度 ( おんど ) が 愛 ( いと ) しいよ
せめて 見窄 ( みずぼ ) らしくなれど あなたの 為 ( ため ) に 絞 ( しぼ ) り 出 ( だ ) す 私 ( わたし ) は
空気 ( くうき ) となって 水蒸気 ( すいじょうき ) となって  酸素 ( さんそ ) となって 世界 ( せかい ) の 果 ( は ) てまでも
全人 ( ぜんじん ) 無償 ( むしょう ) の 愛情 ( あいじょう ) で  満 ( み ) たして 満 ( み ) たして もう 沢山 ( たくさん ) だ

愛 ( あい ) したい 想 ( おも ) いの 遣 ( や ) り 場 ( ば ) がないんだよ
心 ( こころ ) と 心 ( こころ ) が 惹 ( ひ ) き 合 ( あ ) う 目 ( め ) の 前 ( まえ ) で
こんなの 知 ( し ) りたくなかった
私 ( わたし ) の 焦 ( こ ) がれる 場所 ( ばしょ ) に 立 ( た ) つ 誰 ( だれ ) と
未知 ( みち ) の 表情 ( ひょうじょう ) で 紅 ( あか ) く 結 ( むす ) びつき
糸 ( いと ) を 引 ( ひ ) き 合 ( あ ) うの  嗚呼 ( ああ ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや )
こんなの 知 ( し ) りたくなかった
眼窩 ( がんか ) に 溢 ( あふ ) れる 暖 ( あった ) かい 雨 ( あめ ) が

あぁ、 痛 ( いた ) い、 重 ( おも ) いよ、 胸 ( むね ) が 痛 ( いた ) いんだよ
私 ( わたし ) は 所謂 ( いわゆる ) 友人 ( ゆうじん ) 代表 ( だいひょう ) です
所詮 ( しょせん ) そんな 程度 ( ていど ) だったよ
祝 ( いわ ) いの 賛辞 ( さんじ ) 願 ( ねが ) い 出 ( だ ) すあなたへ
嗚呼 ( ああ ) 、 残酷 ( ざんこく ) な 想 ( おも ) いが 言葉 ( ことば ) へと
「 不幸 ( ふこう ) になってしまえ」  嗚呼 ( ああ ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや ) 、 嫌 ( いや )
いっそ 忘 ( わす ) れてしまいたい それでも 笑 ( わら ) う 邪気 ( (あどけ) ) ない 私 ( わたし )
近 ( ちか ) い 将来 ( しょうらい ) 忘 ( わす ) れて 下 ( くだ ) さい  空気 ( くうき ) に 溶 ( と ) けて 消 ( き ) えるから 私 ( わたし )