35. スターダストゲイザー

英題:The Stardust-Gazer

作曲:thus(2018)
編曲:thus(2018-2020)
Music by thus © 2020 thus

歌詞:thus(2018-2020)
Lyrics by thus © 2020 thus

韓題:스타더스트 게이저
韓訳:RuBisCO302(2023)(thus監修)
Korean by RuBisCO302 (Supervised by thus) © 2023 RuBisCO302; thus

中題:stardust gazer
中訳:LBN(2020)(thus監修)
Chinese by LBN (Supervised by thus) © 2020 LBN; thus

絵:thus(2020)
Art by thus © 2020 thus

動画:thus(2020)
―フォント:木漏れ日ゴシック

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【スターダストゲイザー】

一 ( ひと ) つと 一 ( ひと ) つ 感情 ( かんじょう ) が  崩 ( くず ) れて 落 ( お ) ちて 逝 ( ゆ ) くだけ 唐変木 ( とうへんぼく )
下 ( くだ ) らない 世界線 ( せかいせん ) を 転 ( てん ) じて 其処 ( そこ ) に 何 ( なに ) を 見出 ( みいだ ) せば
どうして 星 ( ほし ) を 眺 ( なが ) めるのか 「 何故 ( なぜ ) 星屑 ( ほしくず ) を 数 ( かぞ ) えているんだろうか」

そうして 星 ( ほし ) を 数 ( かぞ ) えていた  僕 ( ぼく ) は 星 ( ほし ) を 見 ( み ) る 劣等星 ( れっとうせい )
そう 聲 ( こえ ) を 張 ( は ) っても  腫物触 ( はれものざわ ) りで 大概 ( たいがい ) か
ならどうして 星 ( ほし ) を 数 ( かぞ ) えるのか  何処 ( どこ ) を 見 ( み ) れども 劣等星 ( れっとうせい )
その 光度 ( こうど ) 計 ( はか ) っても どうも 薄暗 ( うすぐら ) い 脳 ( のう ) 無 ( な ) しのようで

心象 ( しんしょう ) 心内 ( しんない ) 瞬 ( またた ) く 度 ( たび ) に また
心臓 ( しんぞう ) 心中 ( しんちゅう ) 突 ( つ ) き 刺 ( さ ) す 痛 ( いた ) み をただ
心 ( こころ ) を 真鍮 ( しんちゅう ) 突 ( つ ) き 刺 ( さ ) し 続 ( つづ ) けれども
どうして 血 ( ち ) だけが 流 ( なが ) れては こう 死 ( し ) なない 程度 ( ていど ) にさ 痛 ( いた ) いんだよ

一 ( ひと ) つまた 一 ( ひと ) つ 感情 ( かんじょう ) が  流 ( なが ) れて 落 ( お ) ちて 逝 ( ゆ ) くだけ 唐変木 ( とうへんぼく )
下 ( くだ ) らない 世界線 ( せかいせん ) を 指 ( ゆび ) で 擦 ( なぞ ) れば 何処 ( どこ ) へ 着 ( つ ) くのか
そうして 星 ( ほし ) を 追 ( お ) いかけてみた  見 ( み ) ると 彼処 ( あそこ ) には 一等星 ( いっとうせい )
その 光 ( ひかり ) を 見 ( み ) ていた 一人 ( ひとり ) の 輝 ( かがや ) く 旅人 ( たびびと ) さながら

『どうしたんだ、どうした』
「どうしても 其処 ( そこ ) に 行 ( い ) きたくないよ」
『どうしてさ、どうして』
「どうしても 其処 ( そこ ) に 居 ( い ) たくないよ」
『どうしてさ、どうして』
「どうしても 光 ( ひか ) る『 無能 ( むのう ) 』の 影 ( かげ ) が
  見 ( み ) えた、 逃 ( に ) げてた、そしたら 此処 ( ここ ) へ 辿 ( たど ) り 着 ( つ ) いた」

「 散々 ( さんざん ) 切 ( き ) ったが 僕 ( ぼく ) には 感 ( かん ) ずる 価値 ( かち ) さえありはしないよ」
出来損 ( できそこ ) ないと 定 ( さだ ) める 僕 ( ぼく ) を
『だけどどうだろう 君 ( きみ ) の 中 ( なか ) には 未 ( いま ) だ』
そう 言 ( い ) って 上 ( うえ ) を 指差 ( ゆびさ ) した

そう 確 ( たし ) かに 全 ( すべ ) ては 生 ( い ) きていた それら 一 ( ひと ) つの 一 ( ひと ) つに 命 ( いのち ) は 宿 ( やど ) る
そして 爆 ( は ) ぜる 前 ( まえ ) の 欠片 ( かけら ) たちは  夢 ( ゆめ ) も 希望 ( きぼう ) も 泣 ( な ) く 泣 ( な ) く 手放 ( てばな ) す
悲 ( かな ) しく 儚 ( はかな ) い 星屑 ( ほしくず ) たちだ それなのに 何故 ( なぜ )   何故 ( なぜ )   何故 ( なぜ )

一 ( ひと ) つまた 一 ( ひと ) つ 生命 ( せいめい ) が  流 ( なが ) れて 落 ( お ) ちて 逝 ( ゆ ) く 度 ( たび ) 桃源郷 ( とうげんきょう )
下 ( くだ ) らない 世界線 ( せかいせん ) を 転 ( てん ) じて 其処 ( そこ ) に 何 ( なに ) を 見出 ( みいだ ) した
どうして 星 ( ほし ) は 流 ( なが ) れるのか  見 ( み ) ると 彼処 ( あそこ ) には 零等星 ( れいとうせい )
僕 ( ぼく ) の 方 ( ほう ) へと  瞬 ( またた ) きを 以 ( もっ ) て 語 ( かた ) りかけていた

「どうしてさ、どうして」
『どうしても 君 ( きみ ) が 欲 ( ほ ) しかった』
「どうしてさ、どうして」
『どうしてか 君 ( きみ ) を 授 ( さず ) かった
  泣 ( な ) いていた 泣 ( な ) いて
  嬉 ( うれ ) しかった  無事 ( ぶじ ) に 出 ( だ ) 逢 ( あ ) えて
「 光 ( ひか ) った 光 ( ひか ) った」って
  嬉 ( うれ ) しかった  瞬 ( またた ) きを 始 ( はじ ) めて』

一 ( ひと ) つと 一 ( ひと ) つ 感情 ( かんじょう ) が 溢 ( あふ ) れ 出 ( だ ) して 来 ( き ) たのは 何処 ( どこ ) からか
夢 ( ゆめ ) に 満 ( み ) ちた 世界線 ( せかいせん ) で 訊 ( き ) いてきたのは 誰 ( だれ ) の 言葉 ( ことば ) か
『どうして 星 ( ほし ) を 見 ( み ) 上 ( あ ) げるんだ』 僕 ( ぼく ) は 答 ( こた ) えに 困 ( こま ) っていた
その 問 ( とい ) はどうだろう  振 ( ふ ) り 落 ( お ) とされて 思 ( おも ) い 出 ( だ ) せなくなる

「 残念 ( ざんねん ) ながら 僕 ( ぼく ) は 光 ( ひか ) る 何 ( なに ) かを 失 ( うしな ) ったんだ」
欠陥品 ( けっかんひん ) で しがない 僕 ( ぼく ) を
君 ( きみ ) は『どうだろう 君 ( きみ ) の 中 ( なか ) には 未 ( いま ) だ』
微笑 ( ほほえ ) んで 上 ( うえ ) へ 飛 ( と ) び 立 ( た ) った

『 確 ( たし ) かに 全 ( すべ ) ては 始 ( はじ ) まれば それら 一 ( ひと ) つの 一 ( ひと ) つに 終 ( お ) わりは 来 ( きた ) る
 だから 暗闇 ( くらやみ ) で 死 ( し ) にたがる 独 ( ひと ) りで 悲 ( かな ) しむあなたに 寄 ( よ ) り 添 ( そ ) う
  最期 ( さいご ) の 希望 ( きぼう ) の 灯 ( ともしび ) になろう』

一 ( ひと ) つまた 一 ( ひと ) つ 感情 ( かんじょう ) は 空 ( そら ) に 流 ( なが ) れ 星 ( ぼし ) を 描 ( えが ) き 堕 ( お ) ちて
踏 ( ふ ) み 躙 ( にじ ) られた 人格 ( じんかく ) を  優 ( やさ ) しく 包 ( つつ ) む 君 ( きみ ) の 肉片 ( にくへん ) が
『どうして 星 ( ほし ) を 見 ( み ) 上 ( あ ) げるんだ』
「それは 高 ( たか ) らかに 散 ( ち ) ってった
 その 温 ( ぬく ) もりが 想 ( おも ) いの 影 ( かげ ) が 全 ( すべ ) てが 愛 ( いと ) しい 星屑 ( ほしくず ) だったから」

心象 ( しんしょう ) 心内 ( しんない ) 瞬 ( またた ) く 度 ( たび ) に また
心臓 ( しんぞう ) 心中 ( しんちゅう ) 突 ( つ ) き 刺 ( さ ) す 痛 ( いた ) み がただ
全身 ( ぜんしん ) 全霊 ( ぜんれい ) で 爆 ( は ) ぜて 天照 ( あまて ) らす
祈 ( いの ) る 姿 ( すがた ) へと 託 ( たく ) したその 姿見 ( すがたみ ) を

一 ( ひと ) つまた 一 ( ひと ) つ 感情 ( かんじょう ) が  生 ( うま ) れ 落 ( お ) ちて 往 ( ゆ ) く 度 ( たび ) 桃源郷 ( とうげんきょう )
下 ( くだ ) らない 世界線 ( せかいせん ) を 転 ( てん ) じて 其処 ( そこ ) に 意味 ( いみ ) を 見出 ( みいだ ) した
どうして 星 ( ほし ) を 眺 ( なが ) めたのか 何故 ( なぜ ) 星屑 ( ほしくず ) を 数 ( かぞ ) えていたのかを