36. Bundle

英題:Bundle

作曲:thus(2020)
編曲:thus(2020)
歌詞:thus(2020)
Song by thus © 2020 thus

絵:thus(2020)
Art by thus © 2020 thus

動画:thus(2020)
―フォント:アームドレモン

「Bundle」

―――

( ) 心臟音 ( しんぞうおん ) ( こえ ) ( ) いて ( ) いて」と
( ) ( こえ ) ( ) いて」と ( ) って
不意 ( ふい ) ( あやつ ) られ 勝手 ( かって ) 時々 ( ときどき ) 口遊 ( くちずさ )
( ) ( こえ ) ( ) いて」と ( ) って

最低 ( さいてい ) なんて ( きら ) いだ  ( つい ) ( ) ( ) した 襲名 ( しゅうめい ) 偽証 ( ぎしょう )
そんな ( おも ) ( まで ) ( ひろ ) って ( ) れた  ( とお ) くに ( ) まうの 面影 ( おもかげ ) ( )
色褪 ( いろあ ) せたセピア=アイボリーに シナスタジアが 鋭敏 ( えいびん ) ( ) いて
( あたか ) も「 其處 ( そこ ) ( ) るんでしょう?」と  ( くる ) った 馬鹿 ( ばか ) だと ( なげ ) かれ

( おお ) きな 古時計 ( ふるどけい ) と  当時 ( とうじ ) 錯綜 ( さくそう )
人形 ( にんぎょう ) にして ( ) ( ) めて ( ) けど  ( たましい ) 錬成 ( れんせい ) 失敗 ( しっぱい ) ( つづ ) きで
譲渡 ( じょうと ) コレクション  ( ) うに 小茸叢 ( こだけそう )
人生 ( じんせい ) ゲーム ( わたし ) のミニカー  ( わす ) れちまってはアクセス 拒否 ( きょひ )

子供 ( こども ) ( あそ ) びを ( かわ ) ( ) った 井戸 ( いど ) ( なか )
( なん ) もない ( いま ) ( なん ) もない そして 半殺 ( はんごろ ) しとして 皆殺 ( みなころ ) しちまって
大人 ( おとな ) 悪戯 ( いたずら ) ( ) みすぎたガムの ( よう )
( ) ( ) き もう 呆々 ( あきあき ) した そして ( ) ( もの ) ( くる ) いで ( ) ( )

幽玄 ( ゆうげん ) ( あそ ) びは ( ) ( ) った 珊瑚礁 ( さんごしょう ) ( はい )
そっとずっとそっと  其処 ( そこ ) ( ) ないを ( かたど ) 幽霊 ( ゆうれい ) 真似 ( まね ) して
難儀 ( なんぎ ) 悪戯 ( いたずら ) ( あかぎ ) れた ( くさり ) ( よう )
( ) ( ) き もう 呆々 ( あきあき ) した そして ( ) ( もの ) ( くる ) いで ( ) にたがる ( きみ )

( ) 中心塔 ( ちゅうしんとう ) ( こえ ) ( ) いて ( ) いて」と
( ) ( こえ ) ( ) いて」と ( ) って
不意 ( ふい ) ( あやつ ) られ 勝手 ( かって ) 度々 ( たびたび ) 口遊 ( くちずさ )
( ) ( こえ ) ( ) いて」と ( ) って

防衛上 ( ぼうえいじょう ) 本能機制 ( ほんのうきせい ) が  ( ねが ) いと ( おも ) ( ) 塵紙 ( ちりがみ ) ( つつ )
外部 ( がいぶ ) 遺伝子 ( いでんし ) 客体化 ( きゃくたいか ) して  自分 ( じぶん ) のパーソナルを ( まも ) ( ) いた 結果 ( けっか )
現実 ( げんじつ ) ( のこ ) った ( もぬけ ) ( から ) ( べつ ) 人格 ( じんかく ) 反動 ( はんどう ) 形成 ( けいせい )
( みにく ) 憎悪 ( ぞうお ) ( ) つを ( ゆえ ) として  自傷 ( じしょう ) 自害 ( じがい ) ( ) ( かえ ) していた

風船 ( ふうせん ) ( くば ) るピエロが ( なつ ) かし
廃園 ( はいえん ) 騒動 ( そうどう ) ( ) ての ( さび ) ( かた )   微妙 ( いみじ ) くも 微妙 ( いみじ ) くもノスタルジックな
( こころ ) ( くば ) 青年 ( せいねん ) 時代 ( じだい ) 団塊 ( だんかい ) 血清 ( けっせい )
( はる ) ( ) ( ぼく ) ( なつ ) ( ) けては 枯果 ( かれは ) 玄冬 ( げんとう ) 夢見 ( ゆめみ )

子供 ( こども ) 様相 ( ようそう ) 無邪気 ( むじゃき ) なアリスと ( うた )
正太郞 ( しょうたろう ) ねぇね 正太郞 ( しょうたろう )   今日 ( きょう ) ( なん ) をも ( なん ) をも ( ) ずに ( ) ごそうか」
先代 ( せんだい ) 観覧車 ( かんらんしゃ ) 飽和 ( ほうわ ) して ( ) けて ( ) えた
( ) ( ) き もう 呆々 ( あきあき ) した そして ( ) ( もの ) ( くる ) いで 茅葺 ( かやふ ) いた

幽霊 ( ゆうれい ) 文法 ( ぶんぽう ) 無邪気 ( むじゃき ) なアリスを ( うた )
正太郞 ( しょうたろう ) ねぇね 正太郞 ( しょうたろう )   今日 ( きょう ) ( なん ) ( ) ( なん ) ( ) ず  ( さび ) ( かず ) ( かぞ ) えようか」
存在感 ( そんざいかん ) ( ) 観覧席 ( かんらんせき ) 風化 ( ふうか ) していて ( ) けて 湿 ( しめ ) った
( ) ( ) き もう 呆々 ( あきあき ) した そして ( ) ( もの ) ( くる ) いで ( ) にたがる ( ぼく )

( ) 獨擅場 ( どくせんじょう ) ( こえ ) ( ) いて ( ) いて」と
( ) ( こえ ) ( ) いて」と ( ) って
不意 ( ふい ) ( あやつ ) られ 勝手 ( かって ) 屡々 ( しばしば ) 口遊 ( くちずさ )
( ) ( こえ ) ( ) いて」と ( ) って

握手 ( あくしゅ ) 回数 ( かいすう ) ( いま ) だに ( わす ) れれない
1001、そして1002  ( かず ) ( かさ ) ねる 度々 ( たびたび ) ( つめ ) たくなるのは
( かお ) ( しわ ) ( かず ) ( みにく ) ( おも ) ってしまう ( かな ) しさ
( かな ) しい ( かな ) 、それは ( いのち ) 血嘆書 ( けったんしょ ) なのに

( ただ ) れた 握手 ( あくしゅ ) ( いま ) だに ( わす ) れれない
2001、そして2008  ( かず ) ( かさ ) ねる 度々 ( たびたび ) ( つめ ) たくなるのは
( かお ) 皺々 ( しわじわ ) ( ) えるを ( こいねが ) う そんな 世論 ( よろん )
( ) ( ) き もう 呆々 ( あきあき ) した されば ( ) ( もの ) ( くる ) いで ( ) ( なが ) らえよう
( かな ) しいよ ( かな ) しい ( かな )  それは 数多 ( あまた ) 苦境 ( くきょう ) ( ) えてきた 皮肉 ( ひにく ) という ( かな ) しさ

( ) 鐵閒接 ( てつかんせつ ) ( こえ ) ( ) いて ( ) いて」と
( ) ( こえ ) ( ) いて」と ( ) って
不意 ( ふい ) ( あやつ ) られ 勝手 ( かって ) 今日 ( きょう ) 又口遊 ( くちずさ )
( ) ( こえ ) ( ) いて」と ( ) って