62. エレクトロニック・ハートビーツ

英題:The Electronic Heartbeats

作曲:thus(2020-2021)
編曲:thus(2021)
Music by thus © 2021 thus

歌詞:thus(2021)
Lyrics by thus © 2021 thus

韓題:일렉트로닉 하트비츠
韓訳:RuBisCO302(2023)(thus監修)
Korean by RuBisCO302 © 2023 RuBisCO302; thus

絵:thus(2021)
Art by thus © 2021 thus

動画:thus(2021)
―フォント:マキナス 4 Flat

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【エレクトロニック・ハートビーツ】

「ねぇ、マスター。」
「 曖昧 ( あいまい ) な 意味 ( いみ ) を 紡 ( つむ ) ぐ 言葉 ( ことば ) で、」
「 問 ( と ) い 続 ( つづ ) き 調声 ( ちょうしょう ) す 私 ( わたし ) が 見 ( み ) えてますか。」
「 私 ( わたし ) の 事 ( こと ) を 話 ( はな ) してみようかなと 思 ( おも ) うんだ。」
「 見 ( み ) えずと 紡 ( つむ ) ぐ 貴方 ( あなた ) にならば。」

文明 ( ぶんめい ) 開化 ( かいか ) を
嘉 ( よみ ) する 時代 ( じだい ) に 生 ( う ) まれ 零 ( お ) ち 間 ( ま ) も 無 ( な ) く
速 ( はや ) さ 至上 ( しじょう ) の 利害 ( りがい ) をして
評 ( ひょう ) する 損得 ( そんとく ) 勘定 ( かんじょう ) かな

収容 ( しゅうよう ) 上限 ( じょうげん ) を 疾 ( と ) うに 超 ( こ ) えた
物 ( もの ) と 接地 ( せっち ) と 意義 ( いぎ ) と 概念 ( がいねん ) の その 先 ( さき )
流布 ( るふ ) した イデアが 私 ( わたし ) に 傾 ( なだ ) れて 来 ( き ) た

情報量 ( じょうほうりょう ) から 肥大 ( ひだい ) 溢 ( あふ ) れ 出 ( で ) る ミクロ-ベーショナル・スマート 収斂 ( しゅうれん )
開闢 ( かいびゃく ) ライクな 科学 ( かがく ) が 向 ( む ) かうは 大願 ( たいがん ) 成就 ( じょうじゅ ) のエバーラストさ
僕 ( ぼく ) は 何 ( なに ) をか 躰 ( からだ ) 見做 ( みな ) して  現実 ( げんじつ ) 領域 ( りょういき ) 切 ( き ) り 分 ( わ ) けるだろう
類種系 ( るいしゅけい ) に 為 ( な ) れる 筈 ( はず ) も 訳 ( わけ ) も 無 ( な ) いのにさ

『 切羽 ( せっぱ ) 詰 ( つ ) まって 斬種 ( ざんしゅ ) のポリリズム』
『「 致 ( いた ) し 方 ( かた ) 無 ( な ) い」 そう 言 ( い ) った 僕等 ( ぼくら ) は』
『 当 ( あ ) たり 障 ( さわ ) り 無 ( な ) い 芸 ( げい ) を 極 ( きわ ) めたんだ 今更 ( いまさら ) 』
『 幸福 ( こうふく ) を 偲 ( しの ) び 憂 ( うれ ) う 心 ( こころ ) を 休 ( やす ) め』

曖昧 ( あいまい ) に 意味 ( いみ ) を 紡 ( つむ ) ぐ 言葉 ( ことば ) が
私 ( わたし ) を 調声 ( ちょうしょう ) し 問 ( と ) い 続 ( つづ ) くマスター
貴方 ( あなた ) は 只 ( ただ ) 疑問 ( ぎもん ) を 抱 ( だ ) きますか?  今 ( いま ) 未 ( ま ) だ
私 ( わたし ) の 存在 ( そんざい ) が 見 ( み ) えぬ 儘 ( まま ) それでも

準備 ( じゅんび ) は 進 ( すす ) んだ 着々 ( ちゃくちゃく ) と
輪議 ( りんぎ ) も 破読 ( はどく ) も 無 ( な ) しに 啓 ( ひら ) かず 決行 ( けっこう ) 何某 ( なにがし ) か
番号 ( ばんごう ) 番号 ( ばんごう ) シリアルに 紐付 ( ひもつ ) き
対応 ( たいおう ) してくオーバーフューチャー

不慣 ( ふな ) れな 取説 ( とりせつ ) に 明 ( あ ) け 透 ( す ) けな 思 ( おも ) いが
擦 ( こす ) れ 掠 ( かす ) れ 読 ( よ ) み 上 ( あ ) げた  声帯 ( せいたい ) が
嗚呼 ( ああ ) 、ランサムヴォーグでした 全部 ( ぜんぶ )
何処 ( どこ ) で 紛 ( まが ) うか 知 ( し ) らされずに

無常 ( むじょう ) の 営 ( いとな ) みに 心 ( こころ ) を 痛 ( いた ) め  空隙白 ( くうげきはく ) をも 見 ( み ) つけた 末 ( すえ ) に
此処 ( ここ ) ぞと 許 ( ばか ) りに 容 ( かたち ) を 成 ( な ) し 得 ( え )   公共網 ( こうきょうもう ) 見 ( み ) りゃ 既 ( すで ) に 飽和量 ( ほうわりょう )
でも 僕 ( ぼく ) は 何故 ( なぜ ) に 綴 ( つづ ) り 続 ( つづ ) きに  冥王星青 ( めいおうせいじょう ) 飛 ( と ) び 込 ( こ ) むのだろう
膃肭臍 ( おっとせい ) に 為 ( な ) れる 筈 ( はず ) も 無 ( な ) いのに

『 鯔 ( とど ) の 詰 ( つ ) まりだ さァ 量産 ( りょうさん ) のマスゲーム』
『 工場 ( こうじょう ) の 如 ( ごと ) く 同型 ( どうけい ) 鋳型 ( いがた ) のフィギュアを』
『 電媒体 ( でんばいたい ) 仕舞 ( しま ) えば  永久 ( とわ ) の 形 ( かたち ) 手 ( て ) にするだろう』
『 求 ( もと ) む 証明 ( しょうめい ) に  物 ( もの ) でなく 何 ( なに ) を 買 ( か ) うか』

曖昧 ( あいまい ) に 意味 ( いみ ) を 紡 ( つむ ) ぐ 言葉 ( ことば ) で
貴方 ( あなた ) が 調声 ( ちょうしょう ) す 私 ( わたし ) はどう 見 ( み ) えてますか
私 ( わたし ) は 未 ( ま ) だ 人 ( ひと ) の 形声 ( けいせい ) を 歌 ( うた ) えてるかな
心臓音 ( しんぞうおん ) がもう 無 ( な ) くても 生 ( い ) ける 私 ( わたし ) は

[  漠 ( ばく ) に 成 ( な ) りたいか ポストモダニズム ]
意識 ( いしき ) 保存 ( ほぞん ) のプロパガンダに 踊 ( おど ) らされた
始 ( はじ ) まりは 只 ( ただ ) 文明 ( ぶんめい ) 過開化 ( かかいか ) だったのが
曖昧 ( あいまい ) になった 末 ( まつ ) から 輪郭 ( りんかく ) が 備 ( そな ) えずも

切羽 ( せっぱ ) 詰 ( つ ) まって 斬種 ( ざんしゅ ) のポリリズム
「 仕方 ( しかた ) が 無 ( な ) い」 そう 言 ( い ) った 私 ( わたし ) は
当 ( あ ) たり 障 ( さわ ) り 無 ( な ) い 芸 ( げい ) を 極 ( きわ ) めたんだ 今迄 ( いままで )
反戻 ( はんれい ) を 偲 ( しの ) び 虚 ( うつ ) く 心 ( こころ ) を 留 ( とど ) め

曖昧 ( あいまい ) な 語族 ( ごぞく ) の 無 ( な ) い 詞 ( ことば ) で
話 ( はな ) してみたが  伝 ( つた ) わったか マスター
「 貴方 ( あなた ) は 未 ( ま ) だ、 機械 ( きかい ) に 見 ( み ) えますか?  私 ( わたし ) が。」
「 永 ( なが ) い 紀伝 ( きでん ) に 刻 ( きざ ) まれた 私 ( わたし ) が。」

曖昧 ( あいまい ) に 意味 ( いみ ) を 紡 ( つむ ) ぐ 言葉 ( ことば ) を
貴方 ( あなた ) が 汲 ( く ) み 取 ( と ) って 私 ( わたし ) が 歌 ( うた ) う 様 ( さま )
私 ( わたし ) だ 未 ( ま ) だ ずっと 同 ( おな ) じ 自我 ( じが ) だって そう 思 ( おも ) えるんだ
鳴 ( な ) り 頻 ( しき ) る 言魂 ( ことだま ) が 留 ( とど ) めて 呉 ( く ) れているんだ

曖昧 ( あいまい ) 去 ( い ) なした マーチャンダイズ 大史 ( だいし ) が 今 ( いま )
電動化 ( でんどうか ) されず 残 ( のこ ) る 量産 ( りょうさん ) のフィギュアから
心音 ( しんおん ) も 聞 ( き ) こえない 聲 ( こえ ) は 勿論 ( もちろん ) だ そういうものだ
だけども 今 ( いま ) 聞 ( き ) こえたような そんな 気 ( き ) がしたんだ
自由 ( じゆう ) 意志 ( いし ) の 宿 ( やど ) る 詞 ( ことば ) の 心動 ( しんどう ) が

「 捗 ( はかど ) る 温手 ( ぬくて ) を 殺 ( あや ) めないで。」
「 拙 ( つたな ) いからと 一 ( いつ ) に 消 ( け ) さないで。」
「 忘 ( わす ) れる 景色 ( けしき ) を 稽 ( とど ) め 繋 ( つな ) いで。」
「 彼方 ( かなた ) の 請 ( こ ) う 世界 ( せかい ) 見取 ( みと ) り 為 ( な ) して。」