英題:Genocide
作曲:thus(2019)
編曲:thus(2021)
歌詞:thus(2019-2021)
Song by thus © 2021 thus
絵:thus(2021)
Art by thus © 2021 thus
動画:thus(2021)
―フォント:怨霊
―Explicit:露骨に残酷な描写が含まれます―
―
【
水色
クラブ】
這
う
紛
う
頭蓋
を
引
き
掴
まれ
揚
ぐ
善意
の
見
えざる
手
違
い
有用
を
錯
覚
し
有耶無耶
に
被
り
諭
し
然
して なして
知
らされない
内
に
摘出
予定
を
組
み
前
にして なして
石膏
の
畳上
奉
ぐ
嘉
の
寵児
「
恥
を
知
れ」と
詰
る
同期
は
両目
備
うその
身
を
讃
えていた
声高
に
自由
気儘
上層
の
権化
想外
鋏
を
取
って
挙動
狂
わせて
自分
の
眼
に
刺
した
目
を
掻
いて
潰
し
流血
の
阿鼻叫喚
が
今
嗚呼
、
忽然
死
の
不穏
が
蔓延
る
嗄
れてきた
濁声
に
痒
い
痒
いと
穿
り
回
し
ギラリ
跳
ぶ
神経
と
目玉
が
背後
に
見
えるは
刳縹
その
姿
ゆらりと
蜃気楼味
揺
れ
微笑
み
痛
い
痛
い
苦
しいが
聞
こえなくなる
鮮
やか
血溜
りに
肉片
となった
躯
の
温血
今日
の
昨日
で
彼
の
机
に
花
が
生
けられた
隣
の
席
の
同期
が
欠席
していました
遺
った
静脈血
の
固
まる
黒
ずみが
裸眼
の
酷
い
有体
を
語
り
続
けた
夕焼
けが
迚
も
紅
くて
昨日
遭
った
惨死
を
讃
えるような
無慈
の
自然
さに
皆
が
黙
した
沈殿
を
破
るは
予鈴
その
出席表
を
認
めようとして
壇上
の
照明下
顔面共
引
き
摺
り
回
し
ぐじゃり、
眼球
自
ら
擦
り
出
して
脈
を
打
って
相乗
に
噴出口
鋏
を
探
す
近
づく
事
など
出来
ぬままに
眼窩
へ
差
し
込
むに
刳縹
その
指
が
ふわりと
気道
を
絞
めて
血筋
浮
かび
人
だった
形相
は
緑青
を
経
てやおら
蒼白
になる
鮮流血
とは
対補
を
成
して
遂
は
今日
で
僕
以外
の
全員
死
に
曝
さ
皆
目
を
鋏
で
抉
り
首
を
落
としまし
管
を
切
る
音
が
骨砕音
が
今
も
残
るが
意味
不明
に
閑散
へ
遁走
し
舎
を
飛
び
出
した
今
は
只
走
れ
走
れ
何
かに
屠殺
されて
了
わぬように
鉛
のように
重
い
瞼
と
全身
行
き
着
く
川沿
いの
道
見覚
えのある
聖女
が
振
り
向
いた
眼球
と
視神経
が
路上
に
和
えて
紅
く
蔓延
る
死骸
の
向
こう
側
にて
覇気
を
帯
びた
照
らさる
後光下
でその
慈悲
深
い
御顔
は
「
水色
クラブは
貴方
の
味方
です」と
告
げた
人
の
形相
した
刳縹
その
姿
嗚呼
、
温厚
の
正
にその
形
が
「
君
もきっと
辛
く
苦
しんだでしょう? だからさ」
「
一緒
に
思想害者
を
殺
しに
征
こう」
「さァ、
思想害者
を
制
しに
征
こう」
「さァ、
健常
から
自由
を
取
り
戻
そう」
「さァ、
眼球
を
刳
れ その
憎
しみで」
「さァ、
忘
れる
勿
れ あの
迫害
を」
「
思想害者
を
制
しに
征
こう」
「
思想害者
を
殺
しに
征
こう」
それが
正
しいと
思
えなかった
僕
は、