英題:Hands in the Sandbox
作曲:thus(2021)
編曲:thus(2021-2022)
歌詞:thus(2021-2022)
Song by thus © 2022 thus
絵:茶仔(2023)
Art by 茶仔 © 2023 茶仔
動画:thus(2023)
―フォント:瀬戸フォント
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【サンドボックス】
見
えない
硝子
数枚
挟
んで
僕
に
遠
い
談唱
を
聞
き
乍
ら
誰
も
何
も
呉
れずとも
僕
は
此
を
作
るんだ
誠心誠意
の
透
きの
狭間
を
沈着
たる
静養感
で
想像
するだけ
無限
の
濃度
をと
漂
う
静寂
で
僕
に
包
まった
其
を
掌
に
在
る
其
を
だから
僕
は
孑
り
集
めた
既
に
持
っている
量器
をして
そして
僕
は
付喪
を
探
した
内
に
蠢
く
気概
を
湛
え
乍
ら
夢路
に
放
て
生
み
散
らす
僕
は
何処
かへ
惹
かれる
儘
手
を
見做
し
願
う
相貌
を
未
だに
僕
は
見知
らない
儘
焦
がれたんだ
熟
れた
違和
が
実
り
生
った
事
の
拡張
を
迫
られ
課
していた
誰
も
何
も
見
えぬけど
僕
は
此
を
作
したいんだ
形状散渦
の
施与
を
待
つ
魂魄
の
顕体現
を
創造
するだけ
無形
の
型
に そう、
繁殖
思惟岱
な
僕
に
空舞
った
其
を
求
めた
諸々
だから
僕
は
見取
り
描
いた
術
に
待
っている
器量
を
果
て
そして
僕
は
付喪
を
探
した
内
で
犇
く
気概
を
持
て
余
して
著
し
作
し
試
み
経
つ
僕
は
何処
かに
惹
かれる
儘
手
を
見做
し
名乗
る
相貌
へ
焦
がれた
光
を
其処
に
見立
て
居
たんだ
擦
れた
硝子
数枚
挟
んで
僕
に
遠
い
談唱
を
聞
き
乍
ら
熙
、みたいな
天漠
斂
め
僕
に
囃子
が
行
く
行
く
近
くなっていた
万
と
集
く
相貌
の
無
い
手
が
何
も
見
えない
僕
へ
冷
め
遣
らず
慕
ぶ
余熱
を
感
じた
僕
が
焦
がれた
皆
の
手
から
さあ、
僕
は、
僕達
は、そう、
此
を
創
るんだ
陶冶
に
陶冶
す
無間
の
稀
よ
貸
せる
手
ならば
千手
に
大層
「
創造
するだけ
作
せる
迄
は」と
匯
り
戻
って
僕
に
宿
った
其
を
掌
に
在
る
此
を
肯
う
時
を
刻々
と
積
み
上
げ
園方
冪
い
為
した
生
まれて
間
も
無
き
一度
を
僕達
は
彼方
の
照
らす
方
へ
萌
した
そして
僕等
は
点睛
した
此処
に
携
う
数多
をして
そして
僕
は
付喪
を
放
した
兼
ねて
余
す
気概
を
以
て
放
した
夢路
の
華
へ
表情
を
彩
り
付喪
が
恵
み
雪
いだ
手
を
呉
れた
人
の
相貌
が
見
えた
世界
は
此処
にずっと
存
ったんだ
「さあ、
俱
に
行
こう」