89. 光憑

英題:Interphoton

作曲:thus(2021-2022)
編曲:thus(2022)
Music by thus © 2022 thus

歌詞:thus(2022)
Lyrics by thus © 2022 thus

絵:thus(2022)
Art by thus © 2022 thus

動画:thus(2022)
―フォント:刻ゴシック Light

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「 光憑 ( こうひょう ) 」

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幽明 ( ゆうめい ) で 永劫 ( えいごう ) のような 時 ( とき ) に 遺 ( のこ ) された
光陰 ( こういん ) の 滾々 ( こんこん ) たる 宙 ( ちゅう ) の 隙 ( げき ) に 遺 ( のこ ) された
光明 ( こうめい ) を 待望 ( たいぼう ) し かの 足跡 ( そくせき ) に 和 ( あ ) えられた
史説 ( しせつ ) の 標本 ( ひょうほん ) 越 ( ご ) しに 世界 ( せかい ) を 准 ( なぞら ) えた

幽冥 ( ゆうめい ) の 畢生 ( ひっせい ) に 浮 ( う ) いた 弌 ( ひと ) つの 洞穹 ( ほらあな ) で
混沌 ( こんとん ) の 冒頭 ( ぼうとう ) になり 得 ( う ) る 弌 ( ひと ) つの 洞穹 ( ほらあな ) で
光明 ( こうめい ) の 待望 ( たいぼう ) を 懐 ( いだ ) き 幾年 ( いくねん ) 経 ( た ) ち 宛 ( さなが ) ら
能 ( あた ) わずと 僕 ( ぼく ) は 包 ( くる ) まり 霄 ( そら ) を 意 ( おも ) い 描 ( えが ) いた

定 ( さだ ) めらく  天性 ( てんせい ) の 骨董 ( こっとう ) さえ 追 ( お ) われ 阻 ( はば ) まれ
迷 ( まよ ) い 征 ( ゆ ) く 誰 ( だれ ) かの 衷 ( こころ ) が 傾 ( なだ ) れ 込 ( こ ) んだ
現状災禍 ( げんじょうさいか ) を 感 ( かん ) じ 取 ( と ) る 術 ( すべ ) で 百戦錬磨 ( ひゃくせんれんま ) に 折 ( お ) れぬ 覚悟 ( かくご ) とを
廸 ( みちび ) ける 線上 ( せんじょう ) に 渙 ( ち ) らした

運命 ( うんめい ) と 欠落 ( けつらく ) を 契 ( けい ) に 光 ( ひかり ) で 繋 ( つな ) がれた
繞 ( まと ) わった 手 ( て ) へ 帰化 ( きか ) する 接続 ( せつぞく ) が 見得 ( みえ ) ようか
臨戦 ( りんせん ) の 閃 ( せん ) 電 ( でん ) を 浴 ( あ ) びて 尚 ( なお ) も 離 ( か ) れぬなら
訂 ( ただ ) した 命 ( めい ) を 昇華 ( しょうか ) し 信念 ( しんねん ) の 研磨 ( けんま ) とした

空前 ( くうぜん ) で 紐帯 ( ちゅうたい ) を 締 ( むす ) び 逢 ( あ ) いを 交 ( まじ ) なえば
搆 ( かま ) えた 手 ( て ) へ 帰依 ( きえ ) する 閃光 ( せんこう ) が 見得 ( みえ ) ようか
闇然 ( あんぜん ) を 毅然 ( きぜん ) と 祓 ( はら ) った 希望 ( きぼう ) を 瞳孔 ( どうこう ) には
真直 ( まっす ) ぐと 満 ( み ) たして 戦慄 ( わなな ) き 一閃 ( いっせん ) に 貫 ( つらぬ ) いた

幽明 ( ゆうめい ) に 茜暁 ( せんぎょう ) が 掛 ( か ) かった 先刻 ( せんこく ) の 谺 ( こだま )
光陰 ( こういん ) の 滾々 ( こんこん ) たる 宙 ( ちゅう ) と 先刻 ( せんこく ) の 谺 ( こだま ) は
背景 ( はいけい ) だった 映像 ( えいぞう ) の 向 ( む ) こう 側 ( がわ ) で 確 ( たし ) かな
史説 ( しせつ ) の 標本 ( ひょうほん ) 通 ( どお ) りの 世界 ( せかい ) が 竚 ( たたず ) んだ

幽冥 ( ゆうめい ) なる 畢生 ( ひっせい ) に 明 ( あ ) いた 弌 ( ひと ) つの 風穹 ( かざあな ) が
混沌 ( こんとん ) の 冒頭 ( ぼうとう ) となった 弌 ( ひと ) つの 風穹 ( かざあな ) が
情報 ( じょうほう ) だった 伝聞 ( でんぶん ) の その 細部 ( さいぶ ) へ 然乍 ( さなが ) ら
能 ( あた ) わずと 僕 ( ぼく ) は 嵩張 ( かさば ) り 遺志 ( いし ) を 憑 ( つ ) かせ 歩 ( ある ) いた

定 ( さだ ) めらく  天性 ( てんせい ) へ 問答 ( もんどう ) され 追 ( お ) われ 囲 ( かこ ) われ
闇 ( やみ ) 鬱 ( しげ ) く 朽 ( く ) ちる 機 ( おり ) に 溢 ( あふ ) れ 壊 ( こわ ) れていく
幻想戦記 ( げんそうせんき ) の 譜 ( つづ ) きが 未 ( いま ) だ 終 ( お ) わらず 此処迄 ( ここまで ) 来 ( き ) たのか
そして 地 ( ち ) を 這 ( は ) い 気 ( き ) を 縫 ( ぬ ) い 食 ( は ) み 時 ( どき ) を 窺 ( のぞ ) かれる

運命 ( うんめい ) と 限界 ( げんかい ) の 翳 ( かげ ) に 挿 ( さ ) して 埋 ( う ) まり 込 ( こ ) んだ
衷側 ( うちがわ ) の 手 ( て ) に 蠢 ( うごめ ) く 黒雹 ( こくひょう ) が 見得 ( みえ ) ようか
譫妄 ( せんもう ) が 安寧 ( あんねい ) を 蝕 ( むしば ) め 尚 ( なお ) も 癒 ( い ) えぬ 中 ( なか )
糾 ( あざな ) った 涯 ( がい ) が 独 ( ひと ) りでに 信憑 ( しんぴょう ) を 證 ( あかし ) として 擯 ( みちび ) いた

紐帯 ( ちゅうたい ) を 泰然 ( たいぜん ) と 手繰 ( たぐ ) り 盟 ( ちか ) いを 交 ( まじ ) なえた
搆 ( かま ) えた 手 ( て ) へ 帰依 ( きえ ) する 閃光 ( せんこう ) が 現 ( あらわ ) れて 今 ( いま )
懈怠 ( かいたい ) を 井然 ( せいぜん ) と 喜捨 ( きしゃ ) した 希望 ( きぼう ) を 瞳孔 ( どうこう ) には
真直 ( まっす ) ぐと 湛 ( たた ) えて 満 ( み ) たすように 僕 ( ぼく ) の 闇 ( やみ ) を 射貫 ( いぬ ) いた

「 我 ( われ ) が 見得 ( みえ ) ようか」
「 我等 ( われら ) が 見得 ( みえ ) ようか」
「 我 ( われ ) が 聴 ( き ) こ 得 ( え ) ようか」
「 我等 ( われら ) が 聴 ( き ) こ 得 ( え ) ようか」

霄壤 ( しょうじょう ) の 戦渦 ( せんか ) を 舞 ( ま ) う
兆面 ( ちょうめん ) で 感 ( かん ) じ 得 ( え ) る 何 ( なに ) か
天壌 ( てんじょう ) で 覇 ( は ) して 澹 ( あわ ) く
故先導 ( こせんどう ) が 語 ( かた ) らった

定 ( さだ ) めらく  天性 ( てんせい ) に 翻弄 ( ほんろう ) され 追 ( お ) われ 謫 ( なが ) され
辿 ( たど ) り 詰 ( つ ) む 霄 ( そら ) へ 双 ( なら ) ぶ 同朋 ( どうほう ) と 立 ( た ) つ
さあ 幻想惨禍 ( げんそうさんか ) へ 止 ( とど ) めを 此処 ( ここ ) で 断 ( た ) ち 切 ( き ) り 新 ( あら ) たな 譜 ( つづ ) きを 今 ( いま ) こそ
対 ( つい ) を 成 ( な ) す 僕等 ( ぼくら ) は 相補 ( そうほ ) と 契 ( ちぎ ) り 合 ( あ ) う
背 ( せ ) を 預 ( あず ) け 契 ( ちぎ ) り 合 ( あ ) う

傀儡 ( かいらい ) の 糸 ( いと ) で 無 ( な ) くも 尚 ( なお ) も 絆 ( つな ) がれた
僕 ( ぼく ) が 手 ( て ) の 廸 ( みちび ) く 光道 ( こうどう ) を 晉 ( すす ) むんだ
天涯 ( てんがい ) が 残 ( ざん ) 光 ( こう ) の 限 ( きり ) に 光 ( ひかり ) が 墜 ( お ) ちる 中 ( なか )
私 ( わたし ) は 手 ( て ) を 搆 ( かま ) えて その 道 ( みち ) を 晋 ( すす ) んだ

運命 ( うんめい ) の 惨骸 ( ざんがい ) の 塵芥 ( じんかい ) の 闇 ( やみ ) に 尚 ( なお ) 退 ( ひ ) かぬ 僕等 ( ぼくら ) は
指差 ( ゆびさ ) した 線 ( せん ) を 擦 ( なぞ ) って 冀望 ( きぼう ) を 廸 ( みちび ) いた
紐帯 ( ちゅうたい ) の 光明 ( こうめい ) を 失 ( うしな ) い 絶望 ( ぜつぼう ) に 囚 ( とら ) われば
私 ( わたし ) の 満 ( み ) たした 希望 ( きぼう ) で 一閃 ( いっせん ) に 射止 ( いと ) めるから

光道 ( こうどう ) を 晉 ( すす ) むんだ
その 光道 ( こうどう ) を 晉 ( すす ) むんだ
光道 ( こうどう ) を 晋 ( すす ) むんだ
倶 ( とも ) に 晋 ( すす ) むんだ

『 吾等 ( われら ) が 霄 ( そら ) に 熙 ( ひか ) れる 光憑 ( こうひょう ) が 見得 ( まみえ ) ようか』