132. 永露

英題：Impermanence

作曲：thus(2024)

編曲：thus(2024)

歌詞：thus(2024)

Song by thus © 2024 thus

絵：thus(2024)

Art by thus © 2024 thus

動画：thus(2024)

―フォント：アームドレモン

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「 永露 ( ながつゆ ) 」

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聖櫃 ( せいひつ ) に 遺 ( のこ ) されている
廻 ( めぐ ) り 合 ( あ ) う 匯 ( めぐ ) り 合 ( あ ) わせ　 何 ( なに ) が 為 ( ため )

消 ( き ) えていく 草露 ( くさつゆ ) 見 ( み ) て
枯 ( か ) れるなら 何故 ( なぜ ) に 何故 ( なぜ ) に　 何 ( なに ) が 為 ( ため )

全 ( すべ ) て 道化 ( どうけ ) のように 永露 ( ながつゆ ) が 続 ( つづ ) かぬように
順繰 ( じゅんぐ ) りものは 熄 ( き ) えていく 一列 ( いちれつ ) に 並 ( なら ) び 無常 ( むじょう ) に

得 ( え ) も 言 ( い ) えぬ 不安 ( ふあん ) を 口 ( くち ) にしても
変 ( か ) わらんのに 溢 ( こぼ ) れるのは 何 ( なに ) が 為 ( ため )
（ 何 ( なに ) が 為 ( ため ) ）

溢 ( こぼ ) れていく 透 ( す ) ける 一粒 ( ひとつぶ ) で
姶 ( みめよ ) さも いずれ いずれ 融 ( と ) けていくのに

全 ( すべ ) て 道化 ( どうけ ) のように 永露 ( ながつゆ ) が 続 ( つづ ) かぬように
順繰 ( じゅんぐ ) りものは 熄 ( き ) えていく 一列 ( いちれつ ) に 並 ( なら ) び 無常 ( むじょう ) に

全 ( すべ ) て 昨日 ( きのう ) のように 感覚 ( かんかく ) が 言葉 ( ことば ) になるように
そうしてものを 遺 ( わす ) れる 思 ( おも ) い 出 ( で ) にされていくように

全 ( すべ ) て 象華 ( ぞうげ ) のように 花弁 ( はなびら ) が 溶 ( と ) けていくように
そういう 一会 ( いちえ ) を 愛 ( あい ) し 衷 ( こころ ) を 悼 ( いた ) めれていたい

そういう 一期 ( いちご ) を 愛 ( あい ) し 別 ( わか ) れを 悲 ( かな ) しめるように