142. アセクシャル・サキュバス

英題:Asexual Succubus

作曲:thus(2023-2024)
編曲:thus(2024)
Music by thus © 2024 thus

歌詞:thus(2023-2024)
Lyrics by thus © 2024 thus

絵:ふゆ(2024)
Art by ふゆ © 2024 ふゆ
(Links:https://lit.link/fuyunoe )

動画:thus(2024)
―フォント:瀬戸フォント

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「アセクシャル・サキュバス」

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私 ( わたし ) の 心 ( こころ ) を 絆 ( ほだ ) すものを
普 ( あまね ) く 決 ( き ) めつけて 押 ( お ) し 込 ( こ ) めないで
遠 ( とお ) くに 行 ( い ) く 程 ( ほど ) 嫌 ( いや ) だから

下 ( した ) のきょうだいより 不出来 ( ふでき ) な 私 ( わたし ) は
年不相応 ( としふそうおう ) 初体 ( うぶたい ) だった
徐々 ( じょじょ ) に 熟 ( こな ) れていく 見込 ( みこ ) みに 反 ( はん ) し
何 ( なん ) か 寒 ( さむ ) そうだし 気持 ( きも ) ち 悪 ( わる ) いし

在 ( あ ) り 方 ( かた ) なんて 様々 ( さまざま )  そう 成 ( な ) り 方 ( かた ) だって 様々 ( さまざま ) なんだって
期待 ( きたい ) は 忽 ( ゆるが ) せ 飲 ( の ) み 干 ( ほ ) している 未来 ( みらい ) に
大人 ( おとな ) に 成 ( な ) って 頂戴 ( ちょうだい )  もう 子 ( こ ) どもじゃないと 分 ( わ ) ける その 感覚 ( かんかく ) に
もう 限 ( かぎ ) りが 尽 ( つ ) きていた

断然 ( だんぜん ) 興味 ( きょうみ ) が 無 ( な ) いものだったんだ
粘液 ( ねんえき ) に 恍惚 ( こうこつ ) としないもの

私 ( わたし ) の 心 ( こころ ) を 絆 ( ほだ ) すものを
生 ( う ) まれ 永 ( なが ) らえる 向 ( む ) かずの 指 ( ゆび ) を
誰 ( だれ ) かの 正常 ( せいじょう ) で 型 ( かた ) 嵌 ( は ) めないで
翼 ( つばさ ) と 尻尾 ( しっぽ ) があるだけじゃない

だから 散々 ( さんざん ) 何 ( なに ) かを 期待 ( きたい ) しないで
謂 ( いわ ) れも 人目 ( ひとめ ) も 関係 ( かんけい ) ないないし
何 ( なに ) かに 揺 ( ゆ ) れ 動 ( うご ) く 心 ( こころ ) があるから
私 ( わたし ) じゃ 毋 ( な ) いのと 分 ( わ ) かるもの

そんな 過去 ( かこ ) を 床 ( とこ ) は 人間界 ( にんげんかい ) にて
夢 ( ゆめ ) に 見 ( み ) ながら 朝 ( あさ ) を 迎 ( むか ) えて
お 洒落 ( しゃれ ) をした 鏡 ( かがみ ) 見 ( み ) て 感 ( かん ) ず
化粧 ( けしょう ) 口紅 ( くちべに ) の 気持 ( きも ) ち 悪 ( わる ) さを

転々 ( てんてん ) として 種々 ( くさぐさ )  また 転々 ( てんてん ) として 種々 ( くさぐさ ) としていく
忙 ( せわ ) しない 日々 ( ひび ) と 落 ( お ) ち 着 ( つ ) かない 住 ( す ) み
次 ( つぎ ) の 場所 ( ばしょ ) って 何処 ( どこ ) だろう じゃあ 最後 ( さいご ) だねって 宣 ( のたま ) う 本懐 ( ほんかい ) を
その 度 ( たび ) 受 ( う ) け 止 ( と ) める

線画 ( せんが ) になる 世界 ( せかい ) 止 ( とど ) め 刺 ( さ ) す 後 ( うし ) ろめたさが
時 ( とき ) にストーカー 化 ( か ) してお 巡 ( まわ ) りさん

私 ( わたし ) の 為人 ( ひととなり ) を 表 ( あらわ ) すものを
何 ( なに ) も 無 ( な ) い 只 ( ただ ) の 心体言動 ( しんたいげんどう ) を
貴方 ( あなた ) の 理想 ( りそう ) で 纏 ( まと ) めないでと
割 ( わ ) れる 感触 ( かんしょく ) が 犇々 ( ひしひし ) と

だから 再三 ( さいさん ) 何 ( なに ) かを 期待 ( きたい ) しないで
弾 ( はず ) みも 突飛 ( とっぴ ) も 好 ( す ) きくないないし
その 度 ( たび ) に 確 ( たし ) かめれる 言葉 ( ことば ) があるから
離 ( はな ) るる 距離 ( きょり ) こそ 分 ( わ ) かるもの

色 ( いろ ) を 失 ( な ) くし 蒼褪 ( あおざ ) めるものを
罅 ( ひび ) の 入 ( はい ) る 純 ( じゅん ) の 丹 ( まごころ ) を
内側 ( うちがわ ) から 毀 ( こぼ ) れていくものを
散 ( ち ) らないよう 両手 ( りょうて ) で 包 ( つつ ) み 込 ( こ ) む

貴方 ( あなた ) の 心 ( こころ ) を 絆 ( ほだ ) したもの
一瞬 ( いっしゅん ) に 輝 ( かがや ) き 煌 ( きら ) めけたものを
虔 ( ころ ) さず 大切 ( たいせつ ) に 忘 ( わす ) れないでと
言葉 ( ことば ) で 数針 ( すうはり ) 縫 ( ぬ ) いながら

或 ( あ ) る 世 ( よ ) で 受 ( う ) けなかったものを 貰 ( もら ) って
私 ( わたし ) はそういう 性 ( さが ) でも 良 ( よ ) かったって
その 度 ( たび ) に 懌 ( よろこ ) べた 心 ( こころ ) があるから
同 ( おな ) じ 目線 ( めせん ) を 望 ( のぞ ) んでくれて ありがとう

私 ( わたし ) の 口 ( くち ) から 流 ( なが ) れた 言葉 ( ことば ) と
貴方 ( あなた ) の 涙 ( なみだ ) の 落 ( お ) ちた 場所 ( ばしょ ) から
色味 ( いろみ ) を 戻 ( もど ) した 心 ( こころ ) を 返 ( かえ ) した
受 ( う ) け 取 ( と ) れないけど 忘 ( わす ) れないね

私自身 ( わたしじしん ) 私 ( わたし ) に 期待 ( きたい ) しないで
魔族 ( まぞく ) も 人間 ( にんげん ) も 番 ( つが ) わないけど
貴方 ( あなた ) が 向 ( む ) けて 呉 ( く ) れた 心 ( こころ ) があるから
私 ( わたし ) の 悪魔 ( あくま ) も 欠落 ( けつらく ) も
全 ( すべ ) てが 尊 ( とうと ) いものと 分 ( わ ) かったもの