160. 一矢氷

英題:Icicle Stuck into My Heart

作曲:thus(2023)
編曲:thus(2023-2025)
Music by thus © 2025 thus

歌詞:thus(2023-2025)
Lyrics by thus © 2025 thus

絵:thus(2025)
Art by thus © 2025 thus

動画:thus(2025)
―フォント:マキナス 4 Flat
Video by thus © 2025 thus

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「 一矢氷 ( いっしひょう ) 」

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雪崩 ( なだ ) れる 瓦解 ( がかい ) に 孤 ( ひと ) り 巻 ( ま ) き 込 ( こ ) まれ
夜闇 ( よやみ ) の 霜 ( しも ) へと 心臓 ( しんぞう ) を 落 ( お ) とした

半世紀来 ( はんせいきらい ) の 大災 ( たいさい ) が 見舞 ( みま ) い
先 ( さき ) の 罔 ( な ) い 棘 ( とげ ) が 胸 ( むね ) を 討 ( う ) った 時 ( とき )

「 私 ( わたし ) の 事 ( こと ) が 嫌 ( いや ) だったんでしょう?」
「 冽 ( つめ ) たい 感度 ( かんど ) で 殺 ( ころ ) す 一心 ( ひとごころ ) 」
「それでも 何 ( なに ) かを 引 ( ひ ) き 留 ( と ) めれるなら」
「それで 貴方 ( あなた ) が 生 ( い ) きて 居 ( い ) れるなら」

雷鳴囂囂 ( らいめいごうごう ) クレバスが 裂 ( さ ) けた 向 ( む ) こうで 何 ( なに ) をか 見 ( み ) えなくなるもの
千十一夜 ( せんじゅういちや ) の 音信不通 ( おんしんふつう ) に 暴風雪 ( ぼうふうせつ ) で 聴 ( き ) こえなくなるもの
忘 ( わす ) れるわけがないのだろう 君 ( きみ ) の 氷柱 ( つらら ) を
錯誤 ( さくご ) に 錯誤 ( さくご ) を 重 ( かさ ) ねて 生 ( い ) き 永 ( なが ) らえた 冷凍 ( れいとう ) のハート

洗浄回帰 ( せんじょうかいき ) を 迫 ( せま ) られ 続 ( つづ ) けて 尚 ( なお ) も 相当 ( そうとう ) 引 ( ひ ) き 摺 ( ず ) り 往 ( ゆ ) くもの
瞬間凍度 ( しゅんかんとうど ) に 儚 ( はかな ) く 砕 ( くだ ) ける 幽玄上昇志向 ( ゆうげんじょうしょうしこう ) の 傍 ( かたわ ) ら
それでも 貫 ( つらぬ ) いていたものが 愛 ( あい ) と 呼 ( よ ) ぶものが
冽 ( つめ ) たい 冽 ( つめ ) たい 浮腫 ( ふしゅ ) と 化 ( か ) しては 膿 ( う ) んだ  氷柱 ( つらら ) の 尖端 ( せんたん ) が

漫 ( そぞ ) ろに 零 ( れい ) を 抱 ( いだ ) き 続 ( つづ ) けては
彷徨 ( ほうこう ) の 中 ( なか ) ぽつり 燈 ( とも ) れる 灯 ( ひ ) が

怨念喪失 ( おんねんそうしつ ) 前後不覚 ( ぜんごふかく )   昧 ( くら ) い 悪夢 ( あくむ ) を 見 ( み ) て 凍 ( い ) てるようだ
( 私 ( わたし ) の 事 ( こと ) が 嫌 ( いや ) だったんでしょ?)
憧憬 ( しょうけい ) を 抱 ( いだ ) く 消失点 ( しょうしつてん ) の 業 ( ごう )   只 ( ただ ) 凍 ( い ) て 之 ( ゆ ) く 屑屑 ( せつせつ ) と
( 私 ( わたし ) の 事 ( こと ) を 嫌 ( きら ) っていたんでしょう?)

『もう 消 ( き ) えろ  氷雪 ( ひょうせつ ) の 化物 ( ばけもの ) 』

大鳴胎動 ( だいめいたいどう ) 蠢 ( うごめ ) く 何 ( なに ) か 向 ( む ) こうで 確 ( たし ) かに 抱 ( いだ ) き 始 ( はじ ) めたもの
千十一夜 ( せんじゅういちや ) が 音信不通 ( おんしんふつう ) の 暴風 ( ぼうふう ) に 呑 ( の ) まれ 癒 ( い ) えなくなるもの
それでも 貫 ( つらぬ ) いていたものが 面映 ( おもは ) の 片喰 ( かたはみ ) が
悴 ( かじか ) み 悴 ( かじか ) み 重 ( かさ ) ねて 生 ( い ) き 永 ( なが ) らえた 冷凍 ( れいとう ) のハート

氷壊 ( ひょうかい ) の 罅 ( ひび ) 鐘音 ( しょうおん ) が 鳴 ( な ) る 予感 ( よかん ) は 疾 ( と ) うから 寤 ( さと ) れり 得 ( え ) るもの
その 之 ( ゆ ) く 末路 ( まつろ ) 大往生 ( だいおうじょう ) にも 大量出血死亡 ( たいりょうしゅっけつしぼう ) を 留 ( とど ) めた
其等 ( それら ) を 塞 ( ふさ ) いでいたものが 君 ( きみ ) の 氷柱 ( つらら ) が
冽 ( つめ ) たい 冽 ( つめ ) たい 浮腫 ( ふしゅ ) へと 餒 ( くさ ) り 癆 ( いた ) んだ  氷柱 ( つらら ) の 尖端 ( せんたん ) が

消 ( き ) えて 呉 ( く ) れ  氷雪 ( ひょうせつ ) の 化物 ( ばけもの )
消 ( き ) えて 呉 ( く ) れ  氷雪 ( ひょうせつ ) の 化物 ( ばけもの )
消 ( き ) えないで  氷雪 ( ひょうせつ ) の 化物 ( ばけもの )
消 ( き ) えて 呉 ( く ) れ  氷雪 ( ひょうせつ ) の 化物 ( ばけもの )

消 ( き ) えないで  氷雪 ( ひょうせつ ) の 化 ( ば ) け 物 ( もの )
消 ( き ) えて 呉 ( く ) れ  氷雪 ( ひょうせつ ) の 化 ( ば ) け 物 ( もの )
消 ( き ) えないで  氷雪 ( ひょうせつ ) の 化 ( ば ) け 物 ( もの )
消 ( き ) えないで  氷雪 ( ひょうせつ ) の 化 ( ば ) け 物 ( もの )
「 消 ( き ) えないで  私 ( わたし ) の 最果 ( さいは ) て」と

雷鳴囂囂 ( らいめいごうごう ) クレバスが 裂 ( さ ) けた 向 ( む ) こうで 何 ( なに ) をか 見 ( み ) つめているもの
千十一夜 ( せんじゅういちや ) の 音信不通 ( おんしんふつう ) に 暴風雪 ( ぼうふうせつ ) でも 尚 ( なお ) 聴 ( き ) こえる 音 ( おと )
氷柱 ( つらら ) を 抜 ( ぬ ) いて 崇 ( お ) わらせようと そうする 私 ( わたし ) を
何度 ( なんど ) も 何度 ( なんど ) も 駄目 ( だめ ) だと 禁 ( とど ) めて 呉 ( く ) れた  君 ( きみ ) の 氷柱 ( つらら ) が

洗浄回帰 ( せんじょうかいき ) を 迫 ( せま ) らせ 続 ( つづ ) けて 尚 ( なお ) も 相当 ( そうとう ) 引 ( ひ ) き 摺 ( ず ) り 往 ( ゆ ) くもの
瞬間凍度 ( しゅんかんとうど ) に 激 ( はげ ) しく 砕 ( くだ ) ける 幽明上肢 ( ゆうめいじょうし ) が 熄 ( き ) えゆく 坐 ( いなが ) ら
それでも 貫 ( つらぬ ) いていたものが 愛 ( あい ) と 呼 ( よ ) ぶものが
冽 ( つめ ) たい 冽 ( つめ ) たい 事実 ( じじつ ) と 揺 ( ゆ ) るぎなかった  氷柱 ( つらら ) の 尖端 ( せんたん ) が

大鳴脈動 ( だいめいみゃくどう ) 蠢 ( うごめ ) く 何 ( なに ) か 心 ( こころ ) で 確 ( たし ) かに 軋 ( きし ) み 始 ( はじ ) めたもの
千十一夜 ( せんじゅういちや ) の 音信不通 ( おんしんふつう ) に 嘶 ( いなな ) く 暴雪 ( ぼうせつ ) 嘲 ( あざけ ) り 叩 ( たた ) けど
忘 ( わす ) れるわけがないだろう 君 ( きみ ) の 氷柱 ( つらら ) を
冽 ( つめ ) たい 冽 ( つめ ) たい 事実 ( じじつ ) と 揺 ( ゆ ) るがなかった 信頼 ( しんらい ) のハート

約束 ( やくそく ) の 刻 ( とき ) 鐘音 ( しょうおん ) が 鳴 ( な ) るその 音 ( おと ) は 何度 ( なんど ) も 木霊 ( こだま ) 頻 ( しき ) るもの
その 之 ( ゆ ) く 末路 ( まつろ ) 延命寿命 ( えんめいじゅみょう ) の 誉 ( ほま ) れを 僅 ( わず ) かに 分 ( わ ) けて 呉 ( く ) れたもの
其等 ( それら ) を 貫 ( つらぬ ) いていたのこそが 相 ( あい ) と 呼 ( よ ) ぶものだ
苦 ( くる ) しく 冽 ( つめ ) たき 融 ( と ) け 如 ( ゆ ) く 氷柱 ( つらら ) となった 信頼 ( しんらい ) のハート

『 融 ( と ) けて 呉 ( く ) れ  氷雪 ( ひょうせつ ) の 感情 ( かんじょう ) 』