英題:Heavenly Body
作曲:thus(2019-2025)
編曲:thus(2025)
Music by thus © 2025 thus
歌詞:thus(2025)
Lyrics by thus © 2025 thus
絵:絵を描くしばいぬ(2025)
Art by 絵を描くしばいぬ © 2025 絵を描くしばいぬ
動画:thus(2025)
―フォント:瀬戸フォント
Video by thus © 2025 thus
―
―
    「
        天体
        
        
        
    」
    ―――
    
        天体層
        
        
        
    の
        光
        
        
        
    れる
        彼方
        
        
        
    より
    
        巻層雲
        
        
        
    を
        突
        
        
        
    き
        抜
        
        
        
    け
        落
        
        
        
    ちた
        日
        
        
        
    に
    
        生
        
        
        
    き
        続
        
        
        
    く
        一度
        
        
        
    だけ 
        大地
        
        
        
    の
        鼓動
        
        
        
    を
        聞
        
        
        
    いた
    
        気流
        
        
        
    を
        掠
        
        
        
    む
        肌
        
        
        
    の
        音
        
        
        
    を 
        今
        
        
        
    もずっと
        確
        
        
        
    かに
        覚
        
        
        
    えている
    それは
        後
        
        
        
    にも
        先
        
        
        
    にも
        無
        
        
        
    いのだった
    
        群島
        
        
        
     
        圍
        
        
        
    う
        旅
        
        
        
    の
        海
        
        
        
    へ
        行
        
        
        
    こうと 
        共
        
        
        
    に
        大事
        
        
        
    なものを
        集
        
        
        
    めていく
    
        其等
        
        
        
    が
        全
        
        
        
    て
        揃
        
        
        
    うのは いつになるやらと
    
        差
        
        
        
    し
        当
        
        
        
    たりの
        未来
        
        
        
    
    
        只
        
        
        
    どうしてかな 
        一目散
        
        
        
    と
        除
        
        
        
    ける
        生死
        
        
        
    を
        見
        
        
        
    て
        見
        
        
        
    ぬ
        振
        
        
        
    りをして
    
        前
        
        
        
    へ
        前
        
        
        
    へと
        昧
        
        
        
    がる
        郤
        
        
        
    なく
        染
        
        
        
    み
        展
        
        
        
    げるのに
        精一杯
        
        
        
    になって
    
        天体層
        
        
        
    の
        光
        
        
        
    れる
        彼方
        
        
        
    より
    
        息
        
        
        
    づける
        生
        
        
        
    き
        譜
        
        
        
    く
        大地
        
        
        
    と
        衷
        
        
        
    を
        交
        
        
        
    わす
        夢
        
        
        
    を
        見
        
        
        
    た
    
        空
        
        
        
    を
        隕
        
        
        
    ちて
        御声
        
        
        
    を
        澄
        
        
        
    ます
        度
        
        
        
    
    
        引
        
        
        
    かれ
        合
        
        
        
    い
        引
        
        
        
    かれ
        合
        
        
        
    う
        万
        
        
        
    が 
        確
        
        
        
    かに
        存
        
        
        
    ると
        感
        
        
        
    じ
        取
        
        
        
    った
    
        点対
        
        
        
    の
        地果
        
        
        
    てを
        見出
        
        
        
    した
        祥
        
        
        
    しで
    
        飛
        
        
        
    び
        征
        
        
        
    ける
        彷徨
        
        
        
    える
        何
        
        
        
    もが
        万象
        
        
        
    の
        意志
        
        
        
    の
        状
        
        
        
    だった
    
        其等
        
        
        
     
        総
        
        
        
    て
        全部
        
        
        
     
        抱
        
        
        
    うる
        風
        
        
        
    が
    
        碧々
        
        
        
    と
        拡
        
        
        
    がれる
        一
        
        
        
    つの
        生命
        
        
        
    のように
        見
        
        
        
    えていたんだ
    
        一島一島
        
        
        
    を
        浹
        
        
        
    り
        辿
        
        
        
    り
        征
        
        
        
    き 
        厳
        
        
        
    と
        臨
        
        
        
    み
        立
        
        
        
    つ
        錠
        
        
        
    を
        切
        
        
        
    り
        開
        
        
        
    き
    
        形
        
        
        
    の
        欠
        
        
        
    けていた
        手応
        
        
        
    えを
        集
        
        
        
    め
        之
        
        
        
    く
    
        潮
        
        
        
    を
        渡
        
        
        
    る
        繁吹
        
        
        
    の
        冷
        
        
        
    たしさを 
        不意
        
        
        
    に
        礑
        
        
        
    と
        偶
        
        
        
    さかに
        思
        
        
        
    い
        浮
        
        
        
    く
    
        時
        
        
        
    には
        鐫
        
        
        
    つ
        大慈悲
        
        
        
    で 
        時
        
        
        
    には
        蓋
        
        
        
    し
        虔
        
        
        
    んで
    
        流転
        
        
        
    する
        茲界
        
        
        
    
    
        只
        
        
        
    どうしてかな 
        星々
        
        
        
    が
        後
        
        
        
    ろ
        鏡
        
        
        
    を
        引
        
        
        
    くように
        遠
        
        
        
    ざく
        力動
        
        
        
    を
    それでも
        抗
        
        
        
    い
        進
        
        
        
    むのを 
        物言
        
        
        
    われぬ
        軌道
        
        
        
    で
        振
        
        
        
    り
        払
        
        
        
    おうとして
    
        遥
        
        
        
    い
        冒険
        
        
        
    の
        終着
        
        
        
    は 
        端
        
        
        
    に
        落
        
        
        
    ち
        立
        
        
        
    ったその
        場所
        
        
        
    だった
    
        夜空
        
        
        
    の
        謐
        
        
        
    な
        野営
        
        
        
    で
    
        熾
        
        
        
    した
        暗
        
        
        
    がりを
        見
        
        
        
    つめた
    
        集
        
        
        
    めてきたもの 
        組
        
        
        
    み
        出
        
        
        
    し
    その
        音
        
        
        
    だけ
        動
        
        
        
    き
        出
        
        
        
    す
        時間
        
        
        
    へ
    このまま
        帰
        
        
        
    れなくても
        良
        
        
        
    いのにと
    
        思
        
        
        
    わないでもなかった
    
        帰還
        
        
        
    が
        希望
        
        
        
    に
        煌
        
        
        
    めいた
    
        辺
        
        
        
    りを
        泄
        
        
        
    れ
        輝
        
        
        
    らせる
        釉
        
        
        
    が
    
        私
        
        
        
    は 
        熙
        
        
        
    、
        綺麗
        
        
        
    だ そう
        思
        
        
        
    った
    
        私
        
        
        
    は 
        熙
        
        
        
    、
        綺麗
        
        
        
    だ そう
        思
        
        
        
    った
    
        出発
        
        
        
    の
        音
        
        
        
    が 
        轟
        
        
        
    き
        出
        
        
        
    す
    
        風
        
        
        
    が
        暴
        
        
        
    れ
        天
        
        
        
    に
        飛
        
        
        
    び
        立
        
        
        
    つのだ
    
        私
        
        
        
    は 
        煕
        
        
        
    、
        了
        
        
        
    わるのか そう
        思
        
        
        
    った
    
        私
        
        
        
    は 
        煕
        
        
        
    、
        了
        
        
        
    わりか そう
        思
        
        
        
    った いつかは
    
        天体層
        
        
        
    の
        光
        
        
        
    れる
        彼方
        
        
        
    より
    
        息
        
        
        
    づける
        生
        
        
        
    き
        譜
        
        
        
    く
        大地
        
        
        
    と
        衷
        
        
        
    を
        交
        
        
        
    わす
        夢
        
        
        
    を
        見
        
        
        
    た
    
        巻層
        
        
        
    を
        抜
        
        
        
    く
        音
        
        
        
    が
        響
        
        
        
    く
        度
        
        
        
    に
    
        去
        
        
        
    る
        火々
        
        
        
    を
        綿
        
        
        
    なりを
        漂
        
        
        
    しを 
        尊
        
        
        
    べるほどに
        思
        
        
        
    い
        切
        
        
        
    った
    
        天体
        
        
        
    を
        離
        
        
        
    れる 
        彼方
        
        
        
    へ
        向
        
        
        
    かい
    
        離
        
        
        
    れ
        邁
        
        
        
    く 
        置
        
        
        
    いて
        邁
        
        
        
    く 
        情
        
        
        
    を 
        大地
        
        
        
    に
        詒
        
        
        
    し
        熄
        
        
        
    える
        時
        
        
        
    
    
        機体
        
        
        
    を
        押
        
        
        
    すように
        聲
        
        
        
    が
        聽
        
        
        
    こ
        得
        
        
        
    たんだ
    「
        必
        
        
        
    ずさ、
        必
        
        
        
    ずだ 
        僕等
        
        
        
    は
        還
        
        
        
    いつかきっと 
        逢
        
        
        
    おうじゃんか」
    「
        必
        
        
        
    ずさ、
        必
        
        
        
    ずだ 
        僕等
        
        
        
    は
        還
        
        
        
    いつかきっと 
        逢
        
        
        
    おうじゃんか」
    「
        必
        
        
        
    ずさ、
        必
        
        
        
    ずだ 
        僕等
        
        
        
    は
        還
        
        
        
    いつかきっと 
        逢
        
        
        
    おうじゃんか」
    
        必
        
        
        
    ずさ、
        必
        
        
        
    ずだ 
        私
        
        
        
    は
        還
        
        
        
    いつか
        茲
        
        
        
    へ 
        逢
        
        
        
    える
        筈
        
        
        
    だ
    
        忘
        
        
        
    れるな、
        忘
        
        
        
    れるな、さようなら
    
        私
        
        
        
    の
        夢郷