170. シーシュポスの分霊

英題:The Spirit of Sisyphus

作曲:thus(2022-2026)
編曲:thus(2026)
Music by thus © 2026 thus

歌詞:thus(2025-2026)
Lyrics by thus © 2026 thus

絵:thus(2026)
Art by thus
※絵はキャラクター利用規約(https://kasaneteto.jp/guideline/ctu.html )に基づいてツインドリルのキャラクター「重音テト」を描いたものです。

動画:thus(2026)
―フォント:Noto Sans JP Medium
―集中線:つくP(2013)
―元ネタ:REN@Multilockon(2003/12/07)「壁砕き」
Video by thus © 2026 thus

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「シーシュポスの 分霊 ( ぶんれい ) 」

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私 ( わたし ) の 閉 ( と ) じ 籠 ( こ ) める 斯界 ( しかい ) に 何時 ( いつ ) ぞ 何人 ( なんびと ) たりと 訪 ( おとず ) れ 得 ( え ) ぬ 儘 ( まま )
宇宙 ( うちゅう ) の 終 ( お ) わりが 取 ( と ) り 憑 ( つ ) いた
離 ( はな ) るる 叉鼎場 ( さていば ) が 面黒 ( おもくろ ) に 殺風 ( さっぷう ) な 生涯 ( しょうがい ) を 映 ( うつ ) し 変 ( か ) ゆ 未来 ( みらい )
出口 ( でくち ) か 滅亡 ( めつぼう ) か

読 ( よ ) み 切 ( き ) れず 味 ( あじ ) の 無 ( な ) い 帰着 ( きちゃく ) に 意図 ( いと ) も 通 ( とお ) り 過 ( す ) ぎていった 衷 ( うち ) の 合 ( あ ) わぬ 折 ( おり )
時代 ( じだい ) と 無縁 ( むえん ) とに 流 ( なが ) されて
溢 ( あふ ) れ 零 ( お ) つ 振 ( ふ ) り 切 ( き ) れぬ 素朴 ( そぼく ) に 泌 ( にじ ) み 漂白 ( ひょうはく ) された 空 ( むな ) しき 余韻 ( よいん ) に
侖 ( おも ) う 限界 ( げんかい ) は 「 何故 ( なぜ ) 生 ( う ) まれたのか」

開 ( ひら ) かない 門 ( もん ) の 前 ( まえ ) で 佇 ( たたず ) んだ
三対単 ( さんたいたん ) で 尚 ( なお ) 輸 ( ま ) けた  行 ( い ) き 着 ( つ ) く 今際 ( いまわ ) から

貴方 ( あなた ) が 溢 ( いつ ) だから 私 ( わたし ) は  其等 ( それら ) 間 ( あいだ ) を 取 ( と ) って 惨 ( みじ ) めになるのは
何 ( なに ) をかと 闘 ( たたか ) って されど 流徒万轉 ( りゅうとばんてん ) は 止 ( と ) まらない
当 ( あ ) たらない 個々 ( ここ ) を 無理 ( むり ) に 抉 ( こ ) じ 開 ( あ ) ける  蘞 ( えぐ ) き 暴徒癇闢 ( ぼうとかんびゃく ) へ 躍起 ( やっき ) となるのは
意味 ( いみ ) がない 止 ( と ) め 処 ( ど ) もない  此 ( これ ) を 霽 ( は ) れと 見做 ( みな ) すことが 何 ( なん ) だと 云 ( い ) うのか

三対単 ( さんたいたん ) で 尚 ( なお ) 輸 ( ま ) けた しがない 僕等 ( ぼくら )   三人 ( (みたり) ) も 要 ( い ) らないものだと 言 ( い ) われた
三対単 ( さんたいたん ) で 何故 ( なぜ ) 輸 ( ま ) けた  要 ( い ) らないものだ  流浪 ( るろう ) が 無駄 ( むだ ) な 存否 ( そんぴ ) だと 言 ( い ) われた

私 ( わたし ) の 閉 ( と ) じ 籠 ( こも ) る 斯界 ( しかい ) に 素 ( しろ ) く 拳 ( こぶし ) を 打 ( う ) って 呼 ( よ ) び 続 ( つづ ) けるもの
罰 ( ばつ ) がない 返事 ( へんじ ) もない  事勿 ( ことなか ) れが 懈怠 ( (けったい) ) に 有耶無耶 ( うやむや )
畢 ( お ) わらない 時空詰 ( じくうつ ) みの 狭間 ( はざま ) に 息 ( いき ) を 絶 ( た ) え 絶 ( だ ) えと 虚 ( うつ ) き 病 ( や ) め 切 ( き ) る 静 ( しず ) けに
茨刺 ( いばらさ ) す 血 ( ち ) の 味 ( あじ ) が 生 ( い ) けることが 地獄 ( じごく ) だと 宛 ( さなが ) ら 嘯 ( うそぶ ) く

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 ( 何故 ( なぜ ) 、 力 ( つと ) め 続 ( つづ ) けるのか、 壁 ( かべ ) を 叩 ( たた ) き 続 ( つづ ) けるのか、 転 ( ころ ) がり 続 ( つづ ) けるのか、 持 ( も ) ち 上 ( あ ) げ 続 ( つづ ) けるのか、 積 ( つ ) み 上 ( あ ) げ 続 ( つづ ) けるのか、)

 ( 私 ( わたし ) は、 私達 ( わたしたち ) は、 結局 ( けっきょく ) 没 ( し ) ぬのならば、 一体 ( いったい ) 何 ( なん ) の 為 ( ため ) に。)

 ( 何故 ( なぜ ) 、 力 ( つと ) め 続 ( つづ ) けるのか、 壁 ( かべ ) を 叩 ( たた ) き 続 ( つづ ) けるのか、 転 ( ころ ) がり 続 ( つづ ) けるのか、 持 ( も ) ち 上 ( あ ) げ 続 ( つづ ) けるのか、 積 ( つ ) み 上 ( あ ) げ 続 ( つづ ) けるのか、)

 ( 力 ( つと ) め 続 ( つづ ) けるのか、 壁 ( かべ ) を 叩 ( たた ) き 続 ( つづ ) けるのか、 転 ( ころ ) がり 続 ( つづ ) けるのか、 持 ( も ) ち 上 ( あ ) げ 続 ( つづ ) けるのか、 積 ( つ ) み 上 ( あ ) げ 続 ( つづ ) けるのか、 繋 ( つな ) ぎ 続 ( つづ ) けるのか、)
三対単 ( さんたいたん ) で 尚 ( なお ) 輸 ( ま ) けた  行 ( い ) き 着 ( つ ) く 今際 ( いまわ ) から

 

 ( 私達 ( わたしたち ) は。)

*―

貴方 ( あなた ) は 無廟 ( むびょう ) なのに 一向 ( ひたすら ) 洒落 ( しゃれ ) を 思 ( おも ) い 知 ( し ) って 尚 ( なお ) 臨 ( のぞ ) むを 辞 ( や ) めぬか
永久 ( とわ ) に 捲 ( ま ) く 価値 ( かち ) など 無 ( な ) い だのに 羅溌全身 ( らはつぜんしん ) 止 ( と ) め 処 ( ど ) なく
征 ( ゆ ) き 擲 ( なぐ ) る 誠意 ( せいい ) 纏 ( まと ) う 愚 ( おろ ) かに  夢寐 ( むび ) へ 斃 ( たお ) れ 一層 ( いっそう ) と 死 ( し ) に 物狂 ( ものぐる ) いに
千眼 ( せんがん ) に 曝 ( さら ) されど 未 ( いま ) だ 焦 ( しょう ) の 合 ( あ ) わぬ 方 ( ほう ) へ 希 ( まれ ) を 出 ( いだ ) すのか

( 三対単 ( さんたいたん ) で 尚 ( なお ) 輸 ( ま ) けた しがない 僕等 ( ぼくら )   三人 ( (みたり) ) も 要 ( い ) らないものだと 言 ( い ) われた)
( 三対単 ( さんたいたん ) で 何故 ( なぜ ) 輸 ( ま ) けた  要 ( い ) らないものだ  流浪 ( るろう ) が 無駄 ( むだ ) な 存否 ( そんぴ ) だと 言 ( い ) われた)
( 三対単 ( さんたいたん ) で 尚 ( なお ) 輸 ( ま ) けた しがない 僕等 ( ぼくら )   三人 ( (みたり) ) も 要 ( い ) らないものだと 言 ( い ) われた)

三対単 ( さんたいたん ) で 尚 ( なお ) 輸 ( ま ) けた しがない 僕等 ( ぼくら )   首 ( くび ) の 一人 ( ひとり ) で 十分 ( じゅうぶん ) だ
単体 ( たんたい ) なら 尚 ( なお ) 駄目 ( だめ ) だ しがない 僕 ( ぼく ) が 行 ( い ) き 着 ( つ ) く 棺 ( ひつぎ ) は

貴方 ( あなた ) は 臥牀 ( がしょう ) なのに 今未 ( いまま ) だ  意義 ( いぎ ) 見出 ( みだ ) せぬことへ 臨 ( のぞ ) むを 辞 ( や ) めぬか
惨 ( みじ ) め 成 ( な ) れ 哀 ( あわ ) れ 成 ( な ) れ されど 見据 ( みす ) ゆ 目 ( め ) の 希 ( まれ ) は 揺 ( ゆる ) ぎ 無 ( な ) く
予測不能 ( よそくふのう ) へ 戒律 ( かいりつ ) を 抉 ( こ ) じ 付 ( つ ) ける そう 営 ( いとな ) む 反骨 ( はんこつ ) が 戦 ( そよ ) がし 復 ( ふたた ) び
「それでいい、それでいい」 等 ( など ) と 肯 ( うべな ) う 主 ( あるじ ) は 誰 ( だれ ) なのか

貴方 ( あなた ) が 溢 ( いつ ) だから 私 ( わたし ) は 意義 ( いぎ ) を 見出 ( みいだ ) せぬことへ 抗 ( あらが ) い 得 ( え ) るのだ
止 ( と ) め 処 ( ど ) なく 血筋 ( ちすじ ) も 無 ( な ) く 故 ( ゆえ ) に 見据 ( みす ) ゆ 目 ( め ) の 希 ( まれ ) は 揺 ( ゆ ) るがない
最早是迄 ( もはやこれまで ) と 病 ( や ) む 時 ( とき ) 不条理 ( ふじょうり ) の 連与 ( れんよ ) から 隊 ( お ) ちるその 時 ( とき ) に
額縁 ( がくぶち ) が 抉 ( こ ) じ 開 ( あ ) いて 畢 ( お ) わる 生 ( い ) き 様 ( ざま ) が 君 ( きみ ) へ「 生 ( い ) け」と 伝 ( つた ) うのさ