18. ステレオティピカル・ガールフレンド

英題:Stereotypical Girlfriend

作曲:thus(2018)
編曲:thus(2018)
Music by thus © 2018 thus

歌詞:thus(2018)
Lyrics by thus © 2018 thus

絵:thus(2018)
Art by thus © 2018 thus

動画:thus(2018)
―フォント:MS 明朝

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「ステレオティピカル・ガールフレンド」

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第四回目 ( だいよんかいめ ) のデビューしたてで  文武 ( ぶんぶ ) も 両道 ( りょうどう ) そこそこ 熟 ( こな ) す
とりもなおさない 平均的 ( へいきんてき ) で 普通 ( ふつう ) の 私 ( わたし ) は
毎日 ( まいにち ) 細 ( こま ) かく 頑張 ( がんば ) っている 典型的 ( てんけいてき ) で 素敵 ( すてき ) な 彼女 ( かのじょ ) に
当然 ( とうぜん ) のように 憧 ( あこが ) れてた

だから
そっと 栄 ( は ) えるように ふっと 香 ( かお ) るように ちゃんと 身 ( み ) だしなみ 足 ( た ) りない 女子力 ( じょしりょく ) が
だめだ これじゃ だめだ これじゃ  可愛 ( かわい ) くならなきゃ 私 ( わたし ) は 私 ( わたし ) は
変 ( か ) われ 変 ( か ) われ とにかく 変 ( か ) われ  私 ( わたし ) の 存在 ( そんざい ) 証明 ( しょうめい )

愛 ( あい ) したい 私 ( わたし ) の 名 ( な ) を 呼 ( よ ) んで
傷 ( きず ) ついて 電話 ( でんわ ) してきたら 私 ( わたし ) は 私 ( わたし ) は 心配 ( しんぱい ) をして
直 ( す ) ぐさま 会 ( あ ) いに 行 ( い ) って 頭 ( あたま ) をなでなでするのです
母性 ( ぼせい ) を 持 ( も ) って 愛 ( いと ) おしく

いつか
愛 ( あい ) している 私 ( わたし ) の 名 ( な ) を 呼 ( よ ) んで
尻尾 ( しっぽ ) を 振 ( ふ ) ってもっと 近寄 ( ちかよ ) って
両手 ( りょうて ) でぎゅっとして 捕 ( つか ) まえて
私 ( わたし ) の 定型 ( ていけい ) の 愛 ( あい ) で 包 ( つつ ) みます

何度 ( なんど ) も 幾多 ( いくた ) も 公然 ( こうぜん ) として  髪 ( かみ ) 下 ( おろ ) しては 結上 ( ゆいあ ) げてまた
誰 ( だれ ) よりも 早 ( はや ) く 正解的 ( せいかいてき ) で 素敵 ( すてき ) なファッション
今 ( いま ) ではさながらベスト 代表 ( だいひょう ) の 典型的 ( てんけいてき ) で 素敵 ( すてき ) な 彼女 ( かのじょ ) も
「 女子力 ( じょしりょく ) 高 ( たか ) くて 羨 ( うらや ) ましいな」って

買 ( か ) ってアクセサリ もっとラグジュアリ  飾 ( かざ ) った 小物 ( こもの ) 達 ( たち )   綺麗 ( きれい ) な 言葉 ( ことば ) を
お 掃除 ( そうじ ) ピカピカに  御料理 ( ごりょうり ) 釘付 ( くぎづ ) けに スタイル 抜群 ( ばつぐん ) に  高 ( たか ) まる 女子力 ( じょしりょく ) が
だめだ まだだ もっと もっと  可愛 ( かわい ) くならなきゃ だめ だめ だめ だめ
修身 ( しゅうしん ) 献身 ( けんしん ) 我 ( が ) を 押 ( お ) し 殺 ( ころ ) せ  私 ( わたし ) の 存在 ( そんざい ) 証明 ( しょうめい )

愛 ( あい ) したい 私 ( わたし ) の 名 ( な ) を 呼 ( よ ) んで
大声 ( おおごえ ) で 喧嘩 ( けんか ) したなら 私 ( わたし ) が 私 ( わたし ) が 大反省 ( だいはんせい ) して
涙 ( なみだ ) も 堪 ( こら ) えて 健気 ( けなげ ) に 無理 ( むり ) して 笑 ( わら ) います
一途 ( いちず ) を 以 ( もっ ) て 愛 ( あい ) らしく

そして
愛 ( あい ) している 私 ( わたし ) の 名 ( な ) を 呼 ( よ ) んで
さりげに 御肌 ( みはだ ) をちらつかせ
上目遣 ( うわめづか ) いも 忘 ( わす ) れないで 「ですです!」
恋情 ( れんじょう ) の 輪 ( わ ) を 繋 ( つな ) ぎます

愛 ( あい ) している 僕 ( ぼく ) の 名前 ( なまえ ) を 呼 ( よ ) べ その 目 ( め ) を 見 ( み ) たまま  朗 ( ほがら ) か 朗 ( ほがら ) か
愛 ( あい ) したい 私 ( わたし ) の 名 ( な ) を 呼 ( よ ) んで その 背 ( せ ) を 向 ( む ) けたまま さよなら さよなら

弄 ( もてあそ ) ばれて 捨 ( す ) てられました
無理 ( むり ) した 笑顔 ( えがお ) も 疲 ( つか ) れました
何 ( なん ) だか 惨 ( みじ ) めで 涙 ( なみだ ) がぽろぽろ 零 ( こぼ ) れます
何 ( なん ) か 切 ( せつ ) ないな 悲 ( かな ) しいな

愛 ( あい ) したい 私 ( わたし ) の 名 ( な ) を 呼 ( よ ) んで
何 ( なん ) でもないから  全然 ( ぜんぜん ) 全然 ( ぜんぜん ) 心配 ( しんぱい ) ないとか
ちょっぴり 強 ( つよ ) がってて 本当 ( ほんとう ) は 不安 ( ふあん ) です
不甲斐 ( ふがい ) ないこんな 私 ( わたし ) を 愛 ( あい ) して 下 ( くだ ) さい

愛 ( あい ) している 私 ( わたし ) の 名 ( な ) を 呼 ( よ ) んで
純正 ( じゅんせい ) でなくたって 見捨 ( みす ) てないで
淋 ( さび ) しいよ 誰 ( だれ ) か 助 ( たす ) け 出 ( だ ) して なんて
世界 ( せかい ) の 果 ( は ) てまで 叫 ( さけ ) びます

私 ( わたし ) を 檻 ( おり ) 成 ( な ) す 自分 ( じぶん ) の 否定 ( ひてい ) から
故 ( ゆえ ) の あるべき 理想 ( りそう ) の 姿 ( すがた ) から
それが 崩 ( くず ) れ 落 ( お ) ちる 脅迫 ( きょうはく ) から
連 ( つ ) れ 出 ( だ ) して 不定型 ( ふていけい ) の 愛 ( あい ) で 包 ( つつ ) み 込 ( こ ) んで