英題:The Fall
作曲:thus(2020)
編曲:thus(2020)
歌詞:thus(2020)
Song by thus © 2020 thus
絵:thus(2020)
Art by thus © 2020 thus
動画:thus(2020)
―フォント:無心
―
―
「フォールンド」
―――
拝啓
、
未
だ
見
ぬ
御天道様
近
づいて
今
確
と
温
める
身体
修正
心
無
い
中
で
初
の
眼
に
映
る
景色
が
ふわりふわり
舞
う
目紛
るしくも
謹啓
、
落
ちていく
御天道様
今宵
は
少
しばかり
早
いですね
将来
きっと
僕
もああなろう
幼乍
らに
目指
していた
上
の
空
の
点
動
きを
止
めず
紅一点
今日
も
今日
とて
元気
に
動
きましょう さぁ
段階
発達
次
いで
成熟
の
飛
び
級
不可
な
発祥
充電
万端
見切
り
発芽
から
飛
び
降
りる
欠片達
は
一枚
一枚
宙
に
芸術
を
点々
はらはら
舞
った
伸
ばしていけ
興進
を
留
めずに
今
閉
ざしていけ
天高
く
馬
肥
えよ さぁ
風塵
が
描
く
彩
る
音
を
頼
りに
耳
へ
容
れて
集
めましょう
足
りていない
団栗達
と
閊
えていく
自然
へ
出
でる
音
が
刻
むようで
心地
良
かったよ
嗚呼
生前
実際
僕
の
這跡
で
躰
が
軋
む
痛
い
声
が
謡
を
謡
う
誕生日
の
表彰
を
拝啓
、まん
丸
御月様
落
ち
着
いて また
確
と
冷
え
込
んでいく
情悔
生涯
胸部
に
当
てて
今
の
眼
に
映
る
景色
も
ふわりふわり
舞
う
目紛
るしくも
謹啓
、
昇
ってく
御月様
今宵
も
少
しばかり
早
いですね
将来
絶対
僕
もああなると
幼乍
らに
目指
していた
昨日
の
鷹鳶
は
見
つからない もう
一歩
一歩
今日
も
今日
とて
元気
に
歩
きましょう さぁ
純粋
潔白
ベールを
脱
ぎ
脱皮
繰
り
返
す
成長
生命誕
を
謳歌
するような
紅
の
黄葉達
は
一枚
一枚
落
ちて
次第
に どんどん
段々
煤
む
朽
ちていく
僕
の
好
きな
花
が
枯
れていく
僕
の
永
い
共
が
風塵
の
下
山
と
成
らずに
分解
去
る
跡
で
靡
いていた
生
き
埋
めの
遺骸
を
見
た
腐敗
していく
自然
へ
戻
る
音
が
惨
い
様
で
迚
も
怖
かったんだ
生涯
将来
僕
の
命運
に
体液
がその
渇
く
痕
で
絵
を
描
く
言葉
になり
果
てる
前
に
一歩
一歩
今日
も
今日
とて
気
がなくなっていく
老廃物癌
情
に
転移
し
食事
もできない
病症
遂
最近
再生
できない
羽
も
捥
げて
了
った
通常
判断
温
く
浸
され 「
何
にもできない」と
天一体
やる
気
も
起
きずに
歩道
で
倒
れていたんだ
体温
低下
10℃
以下
へと
生
きる
前途
は
無謀
だった
草臥
れた
疾
うの
昨日
から
躰
は
動
かない もう
どうせ
死
ぬのなら どうして
僕
は
一体
何
の
為
に
何
の
為
に
何
が
故
花
を
愛
でたのだろう
何
が
故
幸
を
慈
しんだのかを
生涯
掛
けて
生
きる
目的
の
義務
などを
探
していて
あの
日
見
た
遺体
を
思
い
出
したんだ
腐敗
している
見苦
しい
死体
遺
して
悶
えていた
思
いと
若
さを
悔
いた
案外
実際
そうでないみたい
殻
を
受
け
入
れ
集
る
蟲達
が
知
らせている
感謝
の
儀式
を
腐敗
していく
自然
へ
戻
る
音
が
包
む
様
で
心地
良
いんだよ
嗚呼
一切合切
全部
亡
くす この
喪失感
に
伸
ばす
手
を
思
い
遺
す
言葉
を
失
って
果
てる
時
「さあ
還
ろう。
母
なる
大地
へ、
今
絶
えよう」