英題:Mythology of the Sacred Fox
作曲:thus(2020)
編曲:thus(2020)
歌詞:thus(2020)
Song by thus © 2020 thus
中題:天狐之宿社
中訳:LBN(2020)(thus監修)
Chinese by LBN © 2020 LBN; thus
絵:thus(2020)
Art by thus © 2020 thus
動画:thus(2020)
―フォント:梅明朝
―
―
【
天狐
ノ
宿舎
】
巷
に
聞
く
妖
は
その
地力
を
恣
に
深
き
憂
い
慰
めるとか
只
一度
目
にすれば
安寧
なる
業
を
滾
らせ
食寝処
と
住処
拠
るとも
琳
聯
癪
廠
游
稗
冽
合
仂
妍
笙
櫂
吠
妍
侗
鍬
緬々
崔
萱
金剛錫杖
壱
成
伂
聶
卯
丞
白
丼
丯
私
に
見
た
人方
は
罪
儚
き
霊媒
して
戦
きもせず
立
ち
竦
んでは
此
の
姿
に
畏敬
祟
らせ
今
独
りの
其
の
身
折
らせ
おどろおどろしと
手
合
わせ
詠
う
「
上肢帯
ノ
面上
ニ
歯形
ガ
其
ノ
儘
残
タ」
「
妖臍帯
ヲ
振
テ
徹尾
ヘ
繋
ガル
術
ニ
傅
ク」
「
湾肢体
ノ
静寂
ニ
遺誡
ヲ
受
ケ
取
リ
嘆
クカ」
「
然
モ
為
ント
思
ワバ
汝
ガ
為
跪
カン」
人間方
、
己
が
心
読
み
熾
して
相対至高的
な
盤上芸美
を
無下
に
讃
える
人間方
、
私
の
心
解
き
放
って
酌量
掛
けよ
不可量
常世
の
鏡
とも
天狗
が
成
す
契約
とは
羽
を
擱
いて
快
くも
漸次
の
軛
を
打
ち
建
てた
私
の
見
た
人方
は
彼
の
不思議
な
霊障
をして
生活圏
に
奉仕
し
給
うた
巷
に
聞
く
妖
は
その
地力
を
忌々
しげに
物憂
げな
覇気
で
抑
え
込
んでは
藁
人形
吊
るし
上
げた
常日頃
呪
いを
掛
けた
『
今日
とて
人
の
労
い
事
だ』
『
上肢帯
ノ
面上
ニ
歯形
ガ
其
ノ
儘
残
タ』
『
妖臍帯
ヲ
振
テ
徹尾
ヘ
繋
ガル
術
ニ
傅
ク』
『
湾肢体
ノ
静寂
ニ
遺誡
ヲ
受
ケ
取
リ
嘆
クカ』
『
然
モ
為
ント
思
ワバ
汝
ガ
為
跪
カン』
妖仙公
、
僕
の
容体
御召
し
給
え
神仏先代
の
無礼
の
贖罪
を
今
果
たさんと
妖仙公
、
君
が
憂
い
受
け
給
えん
錫杖
を
掛
けよ
不可触
常
の
世
の
習
わしで
琳
聯
癪
廠
游
稗
冽
合
仂
妍
笙
櫂
吠
妍
侗
鍬
緬々
崔
萱
金剛錫杖
壱
成
伂
聶
卯
丞
白
丼
琳
聯
癪
廠
游
稗
冽
合
仂
妍
笙
櫂
吠
妍
侗
鍬
緬々
崔
萱
金剛錫杖
壱
成
伂
聶
卯
丞
白
丼
丯
非望
なる
神格化
から
見
えない
人型
願
った
心
を
透
かし
得
る
彼
の
妖狐
は
象牙
を
包
む
存在
を
逸
せれば
人
は
幽体
を
乞
うか
魂
を
昇華
せんと
汝
が
為
跪
かん
上肢帯
の
内城
に
私
の
歯形
を
残
して
切
り
裂
く
脈拍
と
白血球
迄
飲
まし
捧
げて
「
当
痴態
ノ
破衣克
ヲ
御召
シニナッテ
下
サイ」と
言
を
奉
げよ
不可望
常
の
世
を
離
れて
妖仙公
君
が
運命
解
き
放
て
存在
の
成立
を
見
ゆるのならば
褒美
に
易
し
人間公
汝
、
義恩
が
哀温
の
心
なるを
寄越
す
程
迄
犠牲
厭
わぬとは
(
上肢帯
ノ
面上
ニ
歯形
ガ
其
ノ
儘
残
タ)
(
妖臍帯
ヲ
振
テ
徹尾
ヘ
繋
ガル
術
ニ
傅
ク)
(
湾肢体
ノ
静寂
ニ
遺誡
ヲ
受
ケ
取
リ
嘆
クカ)
(
然
モ
為
ント
思
ワバ
汝
ガ
為
跪
カン)