英題:Potion Φ
作曲:thus(2021)
編曲:thus(2021)
歌詞:thus(2021)
Song by thus © 2021 thus
絵:thus(2021)
Art by thus © 2021 thus
動画:thus(2021)
―フォント:なつめもじ, ふい字P
―
―
「ポーション
零式
」
―――
ぽつぽつ ポツポツ
溜
めている それを
兀々
骨々
溜
めている
貴方
は
ぽつぽつ ポツポツ
溜
めている それを
兀々
骨々
溜
めている
貴方
は
歳月
重
ね
硯
を
呵
する
僕
は
先
見
知
らずと
余白
を
瞥
すれば
今日
も
千度
の
機会
を
生
かして
只
洽
く
用途
で
充填
せんとまがなう
一
つ
一
つを
瓶
へと
煮詰
めては
標本
刺
し
祈
り
間誤付
く
毎日
に
もう
疲
れ
果
てていて
次第
に
また
前代
未聞
な
押
し
問
答
に
裂
く
黎
なくらい
昔日
のレシピに
倣
って
一蔑
に
馴
れ
悪心
と
過
ごして
又
へらへら
疎意
に
浸
かり
逸
しては
蠕動
が
逼
る
清浄
作用
義体
が
如
き
凋落
の
已
む
無
しが
罷
り
通
らんと
君
の
腺
から
泌
む
体液
を
全
て
閾量
服
せば
或
いは
時代
の
寵愛
恩恵
を
受
けて きっと
何
不自由
なく
生
きれるだろう
その
甘露
を
一滴
頂戴
よ ほんの
本当
に
一寸
で
良
いから
君
の
優
しい
純垢
な
心
を
受
けて
醜
い
思想
の
穢
れを
落
としたいのさ
ぽつぽつ ポツポツ
溜
めている それを
兀々
骨々
溜
めている
貴方
は
ぽつぽつ ポツポツ
溜
めている それを
兀々
骨々
溜
めている
貴方
は
虫
の
良
い
距離
で
零
れを
期
する
旨
「
忘
れた」
皮肉
が
孕
む
嫌悪感
で
命対象
傷
んで
失句
す
遺体
に
只
嬉々
とし
美味
とす
無関心
の
怪物
を
三杯酢
に
漬
けて
浸
して
溶
かす
具現
面白味
故
に
挙
って
意識
が
斂
暈
し
眩
んで リタイア
目前
に
在
る
暗
点
に
視野
狭窄
した
妙
に
暗
い
旭日
のレストルームへ
離
れて
一瞥
にまた
悪心
を
感
じ
見
て
只
冷
や
冷
や
十五
にぶらり
提
がる
籠絡犯
信頼
に
絆
され
襞
を
押
し
退
け
忽
として
穢
された
触媒
を
洗
うため
君
の
腺
から
泌
む
体液
を
全
て
閾量
服
せば
或
いは
時代
の
泥砂利
汚濁
に
曝
された
訳
を
完全
に
矛盾
なく
解
せるだろう
その
甘露
を
一
滴
頂戴
よ ほんの
本当
に
一寸
で
良
いから
僕
の
穢
い
悖
る
魂
に
触
れず
綺麗
な
純
解
れ
湿気
ぬように
歳月重
ねを
読
み
終
えた
私
は
その
門戸
に
佇
む
貴方
目
を
遣
れば
凌辱
に
耐
える
時
の
顔
していた
だから
黒曜石
を
垣間見
せた
「
私
の
腺
から
泌
む
体液
を
全
て
致死量
下
せば
或
いは」
「
時代
の
寵愛
恩恵
に
矯
められた
苦
から
完全
に
放
たれ
逝
けるのだろう」
「この
血露
を
全摘
あげましょう そして
宛
ら
眠
りに
就
きましょう」
「
蓋
し『
優
しい』『
綺麗
な』
心
は
搾
り
取
られた
末路
世界
の
掃
き
溜
めだ」
僕等
の
腺
から
泌
む
体液
を
全
て
閾量
下
せば
或
いは
時代
の
要矯請
に
犯
されず きっと
外傷
毀損
無
く
乖
せるだろう
その
甘露
を
共
に
作
りましょう
哀
は
本当
に
一寸
で
良
いから
口伝
の
第零薬箋
処方
して
君
を
純苦
に
累
る
純
緩
ませ
今
初
めて
見
た
腫瘍
が
崩
れるような
無色
透明
な
禍
を
飲
ます
泗
ぽつぽつ ポツポツ
溜
めている
今日
も
兀々
骨々
溜
めている
僕等
は
ぽつぽつ ポツポツ
溜
めている
今日
も
兀々
骨々
溜
めている
私等
は