72. 『±0』

英題:Bleach on the Gifted Fates

作曲:thus(2020-2021)
編曲:thus(2021)
歌詞:thus(2021)
Song by thus © 2021 thus

絵:thus(2021)
Art by thus © 2021 thus

動画:thus(2021)
―フォント:マメロン 5 Hi Regular

「『±0』」

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( はる ) かに ( ) めた ( つか ) ( ) らし ( ) ( ) って
( さなが ) ( まだら )   ( ひも ) 風水 ( ふうすい ) ( ) ( )

ねぇ、 ( ) せない ( はなし ) をしよう  ( ) 弖爾乎波 ( てにをは ) ( ) 欠落 ( けつらく ) ( あわ ) ( ) った
延々 ( えんえん ) ( つら ) なれる 文字 ( もじ ) ( ) けた 遺跡 ( いせき )
石壁 ( せきへき ) 画伯 ( がはく ) 展示 ( てんじ ) ( こと ) ( あざ ) ( ひら ) ( さま ) 彫刻 ( ちょうこく ) 陰影 ( いんえい )
漂白 ( ひょうはく ) されて――

( ぜん ) パラダイムに ( のこ ) 渣物 ( おりもの )   ( ) けず ( ) けずの ( かた ) 背後 ( はいご )
勇名 ( ゆうめい ) 上梓 ( じょうし ) ( めぐ ) まるる ( もの )   ( かお ) から ( かたち ) 賜物 ( たまもの ) ( かぎ )
( てん ) パラダイムに ( そな ) 平片 ( ひらかた ) ( ) きてる 世界 ( せかい ) ( ちが ) うからね」と
鼎天秤等 ( ていてんびんら ) 物置 ( ものお ) ( ただ )   普通 ( ふつう ) ( ) りにも 意味 ( いみ ) 型解 ( かたと ) いてみた

( まど ) かに ( ) えたい そう ( ねが ) っていた、ずっと
綺麗 ( きれい ) をどうにか 希釈 ( きしゃく ) したいと ( かた ) らい

( その ) 方形 ( ほうけい ) 区画 ( くかく ) ( しめ )
恣意的 ( しいてき ) 尺度 ( しゃくど )   美的 ( びてき ) 保存 ( ほぞん ) ( たくら ) みが

そうして 大事 ( だいじ ) ( はなし ) をしよう  脊髄 ( せきずい ) ( こわ ) れた ( くる ) しみの 系譜 ( けいふ )
( えい ) 付箋 ( ふせん ) して 懇談 ( こんだん ) から ( とお ) ざけ
御身 ( おみ ) ( つく ) った 玉座 ( ぎょくざ )  その ( ) めに ( もと ) いも ( うらな ) ( ばか )
揮発 ( きはつ ) していく

( ちょう ) パラダイムへ ( ) ( ) ( れい )   ( ) かす ( ) かすは ( ぼく ) ( ため ) だと
倫連乱露 ( りんれんらんろ ) 擬態 ( ぎたい ) ( ) 姿 ( すがた ) ( かたち ) など ( とら ) えれん ( ぼく )
( (めい) ) パラダイムを ( ) ( にじ ) れと ( ) う  ( かたしろ ) ( さだ ) めた 称揚迎合 ( しょうようげいごう )
御身等 ( おみら ) はそれらに ( まぎ ) れていて  対数距離 ( たいすうきょり ) ( ) ( てん ) ( あお ) いでいた

―― ( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って

三殊 ( さんしゅ ) ( ゆび ) から ( ) ( にじ ) 灰汁 ( あく )   ( ) れよ、 ( ) れよと ( あら ) 肉月 ( にくづき )
功績 ( こうせき ) ( ) しさに ( みょう ) ( ) りたけ  ( ) われ、 ( ) われの ( わざわ ) いに ( )
凡庸 ( ぼんよう ) ならざれ」「 面黒 ( おもくろ ) ( ) れ」  ( つぶ ) れる ( やつがれ ) 略記 ( りゃっき ) ( つぶ )
天性 ( てんせい ) ありきの ( においざけ ) 不味 ( まず ) い  ( かえ ) せ! ( かえ ) せよ ( ぼく ) 没個性 ( ぼつこせい )

―― ( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って
―― ( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って
―― ( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って
―― ( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って

才美 ( さいび ) ( ) めた ( すえ ) 退避 ( たいひ ) ( こころ ) みて
リスト 手書 ( てが ) いた  ( おさな ) 気概 ( きがい ) ずっと ( ) って

じゃあ、 内緒 ( ないしょ ) ( はなし ) をしよう その 御身 ( おみ ) ( むつ ) まじく ( ) ( ) ( ) していた
( とお ) ( なが ) めて 彗星 ( すいせい ) ( ) ( )
沈黙音 ( ちんもくおん ) ( ) ( ) し 「ほら ( なん ) にもない」と ( あたま ) ( ) ( ) えた
当該 ( とうがい ) 無断 ( むだん ) でした  ( やつがれ ) は「 ( ) ない」から

( てい ) パラダイムで ( ) ていたんだよ  ( ) ちる ( しずく ) ( あじ ) ( こしら )
頭葉 ( とうよう ) ( ) しがる ( もの ) ( ) からない 「 傘上景色 ( さんじょうけしき ) はさぞ 綺麗 ( きれい ) ( かな ) 」と
( てい ) パラダイムに 御身 ( おみ ) ( ) らない そこには ( なん ) にも ( ) いからとされる
面々 ( めんめん ) 細工 ( さいく ) 継接 ( つぎは ) ぎして  球近傍 ( きゅうきんぼう ) ( まで ) ( ) ( ) れた 君等 ( きみら )

( てい ) パラダイムの 視野 ( しや ) ( ) れるか  称揚 ( しょうよう ) されたの ( ) さを ( ) れるか」
( かぶ ) れの ( ) れだと ( ) にも ( ) れず 『 ( つぎ ) ( つぎ ) だ』と 枯渇済 ( こかつずみ ) とさる」
( てい ) パラダイムの ( ふち ) ( ) れるか  ( とお ) ( はな ) れた 君等 ( きみら ) であるなら」
滾々 ( こんこん ) ( ) れる ( やつがれ ) ( おと ) 沈黙 ( ちんもく ) ( こえ ) ( ) こえるだろうか」

( げん ) パラダイムで 俯瞰 ( ふかん ) した ( こく )   ( ) ける ( ) けるよ ( ) ( ぎぬ ) ( )
倫連乱露 ( りんれんらんろ ) 放念 ( ほうねん ) にして  ( おど ) れぬ 畳字 ( じょうじ ) ( ) ( かえ ) ( ) げる
( れい ) パラダイムで ( ) つめ ( なお ) して  ( ぼく ) 君等 ( きみら ) ( たが ) わないから」
鼎天秤 ( ていてんびん ) から ( ) ( ) れること  偏色 ( へんしょく ) 眼鏡 ( めがね ) ( はず ) ( ) ( かべ )

( ぜん ) パラダイムに ( のこ ) 渣物 ( おりもの )   ( ) けず ( ) けずの ( かた ) ( はかな ) しい
勇名上梓 ( ゆうめいじょうし ) ( めぐ ) ませた ( もの )   ( かお ) から ( かたち ) 容物 ( いれもの ) ( ばか ) りだ
( てい ) パラダイムの 事切 ( ことき ) ( どき ) ( こころ ) ( さけ ) びは ( おんな ) ( はず ) だ」と
称揚 ( しょうよう ) 辛苦 ( しんく ) ( なぐ ) ( ) りから  原点 ( げんてん ) 名付 ( なづ ) いた 時間 ( じかん ) ( すみ ) まで

( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って
( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って
( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って
( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って

―― ( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って
―― ( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って
―― ( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って
―― ( もど ) って  ( ああ ) ( もど ) って