英題:The Swordsman
作曲:thus(2020-2021)
編曲:thus(2021)
歌詞:thus(2021)
Song by thus © 2021 thus
絵:thus(2021)
Art by thus © 2021 thus
動画:thus(2021)
―フォント:衡山毛筆フォント
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【
鈍刃
】
甲乙
付
け
征
く
旅
を
続
ける
御鞘
の
咄
黒錆
付
く
手
が
管
に
乗
った
瓦落
吐瀉
無様
に
為
って
辛酸
を
舐
め
鬮
って
何某
かを
捨
て
手練
れに
為
って
其
からは
無為
よ
無為
に
砥
ぐ
業物
凋落
の
御供
に
流離
う
荒
れ
果
つる
叢雲
の
屋中
毀
れを
成
さぬ
様
に
煮
え
切
らぬ
儘
の
錬磨
に
九
を
弋
って
礼
をして
還
無慈悲
に
弋
って
礼
をして
且
つ
手練
れであって
尚
の
事
構
え
構
え
況
や
汝
をや
嫌
、
嫌
、って
曰
う
言葉
で
札
に
封
し
曖
く
志
す
痛
い、
痛
い、って
曰
う
言葉
に
耳
塞
ぎ
丹盲
に
至
ったと
信
ずが
諸刃
に
潤滑
を
辷
らせ
半月
の
軌跡
に
墨汁
を
滴
らす
漆
の
刀身
を
振
れど
帯
した
儘
に
汝
は
覇
した
愛
せ
鈍
を
侘
び
寂
びとして
何
も
切
れはせぬ
可能態
を
すれば
予
は
君
に
敗
くだろう
然
れど
為人
故
其
で
善
いのさ
愛
さる
想
いなど
知
らぬが
我
は
情操
が
茨
の
断
ち
切
るを
取
る
故
に
此度
ぞ
戡
つだろう
だのに
華
盛
る
汝
を
惶
れているのは
天地
の
差
程
の
量
遠目
も
看取
りに
認
め
涅
める
地
を
這
う
不動
の
褥瘡
に
礼
をし
宜
なる
決戦
を
貪
り
然
も
気怠
い
決闘
尸
り
持
てた
不甲斐
の
仗
を
慰霊
に
立
てた、
其
は、
実
に
強
か
好
き、
好
き、って
云
う
言葉
は
惑
わせるだけのもの だから
好
き、
好
き、って
云
う
言葉
の
嫌悪感
を
薙
ぎ
祓
う
様
に
信
ぜる
諸刃
の
鍔迫
り
合
いより
幾許
の
剣戟
搗
ち
合
うも
其
が
度
に
我
は
強
からずと
次
を
挫
く
弱冠
に
汝
の
覇気
が
愛
せ
鈍
の
躊躇
う
刃
を
命
奪得
るに
慄
けるを
そして
予
は
君
に
敗
くだろう
然
れど
為人
故
惟
で
善
いのさ
愛
さる
想
い
等
を
慄
れる
我
は
情
が
儘
刃
打
ち
戡
たんと
故
我
は
容易
く
獮
り
弋
るも
だのに
華
散
らす
汝
の
哀愁
いが
好
き、
好
き、って
言
う
詞
で
傷痍
から
紅
く
流
れたから
好
き、
好
き、って
言
う
詞
へ
血
が
通
わざる
様
に
生
きて
来
たから
好
き、
好
き、って
言
う
辞
は
孤高
を
狂
わし
卑
めて
了
うから
好
き、
好
き、の
丹
がもう
冷
えた
血垢
に
錆
びて
浮
かんだから
病
んだ。
其等
を
離
れりし
我
を。
生
きまほしと
焦
げた
彼
の
嗄
れを。
実
に
我
ぞ
獣
化
けたると
于
に
悔
い
縋
り
倦
ぬ
君
であるなら
愛墨汁
の
紅
を
知
れるだろう
生
まれ
永
らえし
咎
の
黒
を
釁
られなば
何
れ
分
くだろう
斂
む
膠
の
数
の
惨
い
勲章
愛
せ
鈍
の
切
れて
了
えぬを
幾度
足蹴
にされ
立
てまいと
例
え
予
は
此処
で
果
てようと
心
の
悲願
たる
遺志
は
揺
るぎないのさ
解
せよ
弱冠
何故
振
るうかを
諸刃
膠着
が
鈍
を
故
君
へ
何
れ
回
るだろう
「
確
と
汝
の
志
を
担
わん」と
告
ぐ
侘
ぶる
痕
へこそ
艶
やかに
咲
くのさ