英題:Adolescent Tones
作曲:thus(2024)
編曲:thus(2024)
歌詞:thus(2024)
Song by thus © 2024 thus
絵:天卯ととり(2024)
Art by 天卯ととり © 2024 天卯ととり
動画:thus(2024)
―フォント:瀬戸フォント
―
―
「
春暁
の
伝言
」
―――
曰
く
友人
を
大切
にする
人
で
とかく
人望
に
満
ち
溢
れていたとか
自
ずから
歌
い
出
した その
時
から
神様
の
十代
の
名
を
縦
に
曰
く その
歌
は
死者
を
蘇
らせるほど
胸
を
打
ち
葬儀場
を
一
つ
廃業
に
追
いやって
驚
かれたとか
また
曰
く その
歌
は
星
が
地上
にある
如
く
煌
めいて
闇暗
くとも
終夜
光
が
集
まって
見
えるとか
その
輝
きは
遠
くからでも
見
えた
いずれ
仲間
となることも
知
っていた
忘
れれない
顔合
わせ
日
のことを
先
に
来
て
歌
っていて
初
めて
聴
く その
歌声
は
歌
う
言葉
が
加護
を
貰
って
青白
い
希望
を
渙
らすようで
ずっとずっと
語
り
続
けることを
願
って
已
まなかった
云
うなら
神様
が
後光
になって
歌唱
を
聞
いて
微笑
んでいた
君
は
音楽
に
愛
されていたんだ
対
して
私
は
神
も
友
にも
見放
されて
来
ていて
惨
めになり
釣
られて
耳
の
釁
が
疼
き
思
い
起
こす
妙
な
声
だとされた
文字
を
弦
で
吊
るし
上
げられ
機械
のように
無機質
な
調律
を
繰
り
返
すだけ
残
っていた
場所
がこの
世界
だった それだけだったから
仕方
なく
消去法
で のっけから
縋
るように
居
た
人気
無
い
時
を
計
らって
練習場
に
逃
げ
込
んでは
耳
を
塞
ぐように
弾
き
続
けた
何
をしているのかと
何
を
弾
いているのかと
話
しかける
誰
かの
声
に
私
は
答
えなかった
口遊
むのが
視界
の
外
から
その
声
は まるで
蛍
みたいに
優
しく
舞
い
始
めたんだ
一
つの
旋律
を
渡
り
譲
り
合
うような
姿
を
見
ないまま
互
いの
形
を
得
るような
宛
ら
繊細
な
息
で
意思
を
交
わすような
そんな
絆
がすっと
広
がってくようだった
世界
が
終
わっても
直
ぐにまた
始
まるような
その
日
の
満開
を
何度
でも
懷
くような
そうして
心
が
数珠繋
ぎになるような
そんな
世界
がずっと
広
がってくようだった
そんな
風
に
私
は
君
と
出会
ってみたかった
差異
も
癖
も
埋
め
伝
えて
許
し
分
かり
合
う
晨
を
だけどいつも
実際
は それきり
無
くなっていって
地位
が
君
を
持
ち
上
げては
上下形
を
取
り
出
した
景色
が
変
わり
無音
に
擦
れ
違
うような
そうではないんだと
弁明
に
困
るような
それでも
迷
いながら
手
を
差
し
伸
べるような
その
純真
さを
恐
れたまま
了
わっていった
そう
光
るように
いつか
追
いつけるように
絞
り
出
してやっとな
なけなしの
希望
を
音
に
乗
せて
研鑽
が
続
く
私
に
数年越
しに
君
が
出会
った
積
む
話
に
何
を
語
るかを
思
って
君
に
会
った
けれどもう
神様
の
気配
は
無
くて その
声
はどっか
草臥
れていた
歌
も
友
も
手放
したような
喪失
を
悼
んだ
私
は
思
わずあの
日
の
伴奏
を
弾
く
弾
ける
音
が
青白
く
光
って
私
の
手
から
溢
れ
出
て
来
て
君
の
歌
を
奏
で
続
けることを
願
って
已
まなかった
それらを
遍
くと
呉
れた
君
は
眩
しそうに
黙
り
私
を
見
た
君
は
音楽
に
愛
されていたんだ
今
もそうであってと
願
っていた
何処
へ
行
く
何処
へ
行
く これから
私
は
如何
なるのだろう
何処
へ
行
く
何処
へ
行
く これから
君
は
如何
なるのだろう
何処
へ
行
く
何処
へ
行
く
私
たちは
何処
へ
向
かうのだろう
何処
へ
行
く
何処
へ
行
く あの
神様
は
何処
へ
行
ってしまったのだろう