103. 硝子

英題:The Intangible

作曲:thus(2022)
編曲:thus(2022)
Music by thus © 2022 thus

歌詞:thus(2022)
Lyrics by thus © 2022 thus

絵:天卯ととり(2024)
Art by 天卯ととり © 2024 天卯ととり

動画:thus(2024)
―フォント:うずらフォント

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「 硝子 ( がらす ) 」

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水面 ( みなも ) の 壇上 ( だんじょう ) へ 踏 ( ふ ) み 入 ( い ) れる 波 ( なみ ) を 立 ( た ) てないようにそっと
ただ 有象無象 ( うぞうむぞう ) と 駆 ( か ) け 抜 ( ぬ ) けて 直向 ( ひたむ ) きに 立 ( た ) っている

未 ( いま ) だ 人知 ( ひとし ) れないその 傍 ( はた ) で 誰 ( だれ ) に 目配 ( めくば ) されずも ずっと
ただ 朝昼晩 ( あさひるばん ) と 四六時中 ( しろくじちゅう ) いつも 何 ( なに ) かを 表 ( あらわ ) す 姿 ( すがた ) を 見 ( み ) ていた

( 1 (  un  ) , 2 (  deux  ) , 3 (  trois  ) , 4 (  quatre  ) , 5 (  cinq  ) , 6 (  six  ) , 7 (  sept  ) , 8 (  huit  ) ,)
荒唐無稽 ( こうとうむけい ) をバラバラに 纏 ( まと ) めたいな
否 ( いや ) まだ だから 今 ( いま ) を 舞 ( ま ) った

私 ( わたし ) のコトバを 真似 ( まね ) して 頂戴 ( ちょうだい )
私 ( わたし ) に 合 ( あ ) わせて 舞 ( ま ) って 頂戴 ( ちょうだい ) な

いつか 見 ( み ) えない 私 ( わたし ) を 認 ( みと ) めて 欲 ( ほ ) しくて
さらば 遠 ( とお ) くに 消 ( き ) えないようにと
心 ( こころ ) の 硝子 ( がらす ) に 映 ( は ) え 出 ( で ) る 貴方 ( あなた ) を
焼 ( や ) きつけたくても 透明 ( とうめい ) に 熄 ( き ) えていく

水面 ( みなも ) の 壇上 ( だんじょう ) で 追 ( お ) い 求 ( もと ) める 波風 ( なみかぜ ) を 立 ( た ) てながら ずっと
その 衷 ( うち ) に 情熱 ( じょうねつ ) を 湛 ( たた ) えて 只管 ( ひたすら ) に 追 ( お ) っている

常 ( つね ) に 次 ( つぎ ) の 手筈 ( てはず ) を 整 ( ととの ) える  罅 ( ひび ) が 入 ( はい ) らないように そっと
でも 春夏秋冬 ( しゅんかしゅうとう ) 四六時中 ( しろくじちゅう ) 傷 ( きず ) だらけでも 舞 ( ま ) う 貴方 ( あなた ) を 見 ( み ) ていたら

( 1 (  un  ) , 2 (  deux  ) , 3 (  trois  ) , 4 (  quatre  ) , 5 (  cinq  ) , 6 (  six  ) , 7 (  sept  ) , 8 (  huit  ) ,)
いとも 容易 ( たやす ) くいかぬものなのか
嫌 ( いや ) だな このままなんて

貴方 ( あなた ) のコトバを 教 ( おし ) えて 頂戴 ( ちょうだい )
今度 ( こんど ) は 貴方 ( あなた ) が 舞 ( ま ) って 頂戴 ( ちょうだい ) な

いつか 見 ( み ) えない 私 ( わたし ) を 認 ( みと ) めて 欲 ( ほ ) しくて
さらば 薄 ( うす ) れて 消 ( き ) えてしまうから
心 ( こころ ) の 硝子 ( がらす ) に 映 ( は ) え 出 ( で ) る 貴方 ( あなた ) を
焼 ( や ) きつけたくても 透 ( す ) けてて 熄 ( き ) えてしまう

何色 ( なにいろ ) もない 私 ( わたし ) には 何 ( なに ) も 映 ( うつ ) らないままずっと
ただ 有象無象 ( うぞうむぞう ) の 私 ( わたし ) には もう 何 ( なに ) も 映 ( うつ ) らないかもと 思 ( おも ) いながら

見 ( み ) えない 私 ( わたし ) を 認 ( みと ) めて 欲 ( ほ ) しくて
硝子 ( がらす ) の 私 ( わたし ) を 認 ( みと ) めて 欲 ( ほ ) しくてね

だから 貴方 ( あなた ) のコトバを 教 ( おし ) えて 頂戴 ( ちょうだい )
昼夜 ( ちゅうや ) を 問 ( と ) わず 突 ( つ ) き 詰 ( つ ) めた 舞 ( ま ) いを
私 ( わたし ) の 硝子 ( がらす ) に 映 ( うつ ) して 頂戴 ( ちょうだい )
透 ( す ) けて 綺麗 ( きれい ) な 貴方 ( あなた ) のその 舞 ( ま ) いを

私 ( わたし ) にコトバを 重 ( かさ ) ねて 頂戴 ( ちょうだい )
私 ( わたし ) と 一緒 ( いっしょ ) に 舞 ( ま ) って 頂戴 ( ちょうだい ) な

そして 貴方 ( あなた ) と 私 ( わたし ) で 一心同体 ( いっしんどうたい )
一度 ( いちど ) 限 ( かぎ ) りの 本番 ( ほんばん ) で
さらば 硝子 ( がらす ) の 靴 ( くつ ) だけ 此処 ( ここ ) に 落 ( お ) として
貴方 ( あなた ) への 礼 ( れい ) といたしましょう