104. 闘争經

英題:Berserk

作曲:thus(2020-2022)
編曲:thus(2022)
Music by thus © 2022 thus

歌詞:thus(2022)
Lyrics by thus © 2022 thus

絵:thus(2023)
動画:thus(2023)
―フォント:クレー One

―
―
―

【 闘争經 ( とうそうきょう ) 】

懈怠 ( けたい ) を 積 ( つ ) み 重 ( かさ ) ね 尸 ( かばね ) を 並 ( なら ) べた
生簀 ( いけす ) にて 彷徨 ( さまよ ) うのだ
霞掛 ( かすみが ) かった 有耶無耶 ( うやむや ) の 地 ( ち ) に 斃 ( たお ) れ
今 ( いま ) し 方 ( がた ) 竟 ( つい ) を 見 ( み ) た

咆 ( ほう ) 、と 吐 ( は ) く 息 ( いき ) 然 ( さ ) も 圧 ( (の) ) しやかに
癆 ( ろう ) 、と 吐 ( つ ) く 息 ( いき ) 厭気怠 ( いやけだる ) げに
没執着 ( ぼつしゅうちゃく ) たる 不死 ( ふし ) の 眼 ( まなこ ) を 朧 ( おぼろ ) げにのらりくらりと 交 ( か ) わして
賽 ( さい ) を 隕 ( お ) とした 音 ( おと ) が 響 ( ひび ) いた

強靭 ( きょうじん ) なる 額 ( ひたい ) を 持 ( も ) った 為 ( ため )
甚大 ( じんだい ) なる 躯 ( むくろ ) となった 糧 ( かて )
肥大 ( ひだい ) した 故 ( ゆえ ) 其処 ( そこ ) に 至 ( いた ) った 甲斐 ( かい ) で
威嚇 ( いかく ) を 鳴 ( な ) らせ その 命 ( いのち ) 尽 ( つ ) きる 迄 ( まで )

潰 ( つぶ ) れた 腎 ( じん ) を 聖体 ( せいたい ) に 宛 ( あ ) てて 心中 ( しんじゅう ) にして 煮 ( に ) て 撚 ( よ ) る 餌 ( えさ ) に
冷 ( つめ ) たいものを 感 ( かん ) じているんだ もう 亡 ( な ) い 腕 ( うで ) の 方 ( ほう ) で
猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  大義 ( たいぎ ) を 落 ( お ) とし 尚 ( なお ) も 響 ( ひび ) き 鳴 ( な ) く
穢 ( きたな ) い 声 ( こえ ) が 聞 ( き ) こえているんだ そのまま 討 ( う ) て 死骸 ( しがい ) とす 糸 ( いと ) を 引 ( ひ ) けと

卦体 ( けたい ) な 大慈 ( だいじ ) を 埋 ( う ) め 葬 ( ほうむ ) りつつ
暫 ( しばら ) くを 還 ( また ) 過 ( す ) ごした
鍾乳 ( しょうにゅう ) が 穴 ( あな ) 穿 ( うが ) つ 悠久 ( ゆうきゅう ) の 淵 ( ふち ) に 痺 ( しび ) れ
今 ( いま ) し 方 ( がた ) 夢 ( ゆめ ) に 醒 ( さ ) めた

咆 ( ほう ) 、と 吐 ( は ) く 息 ( いき ) 然 ( さ ) も 獣 ( けだもの ) だ
癆 ( ろう ) 、と 吐 ( つ ) く 息 ( いき ) 厭 ( いや ) 大儀 ( たいぎ ) げだ
没分別 ( ぼつぶんべつ ) たる 不死 ( ふし ) の 頭 ( あたま ) を 偏 ( ひとえ ) にゆらりくらりと 交 ( か ) わして
賽 ( さい ) が 割 ( わ ) れた 一片 ( ひとひら ) に 磨 ( す ) り

強大 ( きょうだい ) な 威厳 ( いげん ) に 魅入 ( みい ) った 為 ( ため )
勇大 ( ゆうだい ) さを 無理 ( むり ) に 背負 ( せお ) わされた 果 ( は ) て
期待 ( きたい ) の 隅 ( すみ ) で 序 ( つい ) で 貰 ( もら ) った 甲斐 ( かい ) で
威嚇 ( いかく ) を 鳴 ( な ) らせ その 命 ( いのち ) 尽 ( つ ) きる 迄 ( まで )

擦 ( す ) り 減 ( へ ) る 贄 ( にえ ) を 神体 ( しんたい ) に 見立 ( みた ) て 嗄 ( しゃが ) れていく 八重 ( やえ ) で 血管 ( けっかん ) を 殺 ( そ ) いで
冷 ( つめ ) たいものを 感 ( かん ) じているんだ もう 亡 ( な ) い 腕 ( うで ) の 方 ( ほう ) が
猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  齧食 ( かじは ) む 蟲 ( むし ) が 巣食 ( すく ) った 窩 ( あな ) より
穢 ( きたな ) い 声 ( こえ ) に 苛 ( さいな ) んでるんだ そのまま 釁 ( ちぬ ) る 戦果 ( せんか ) の 褒章 ( ほうしょう ) を

( 猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  潰 ( つぶ ) れた 腎 ( じん ) を 聖体 ( せいたい ) に 宛 ( あ ) てて)
( 猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  心中 ( しんじゅう ) にして 煮 ( に ) て 撚 ( よ ) る 餌 ( えさ ) に)
( 猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  大義 ( たいぎ ) を 落 ( お ) とし 尚 ( なお ) も 響 ( ひび ) き 鳴 ( な ) く)
( 猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか)

( 猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  擦 ( す ) り 減 ( へ ) る 贄 ( にえ ) を 神体 ( しんたい ) に 見立 ( みた ) て)
( 猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  嗄 ( しゃが ) れていく 八重 ( やえ ) で 血管 ( けっかん ) を 殺 ( そ ) いで)
( 猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  齧食 ( かじは ) む 蟲 ( むし ) が 巣食 ( すく ) った 窩 ( あな ) より)
( 猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか)

尊大 ( そんだい ) なる 自刃 ( じじん ) の 集合前 ( しゅうごうまえ )
万里 ( ばんり ) に 揃 ( そろ ) う 首吊 ( くびつ ) り 体 ( てい ) の 糧 ( かて )
除名 ( じょめい ) 隊員 ( たいいん ) の 此処 ( ここ ) に 停 ( と ) まった 遺体 ( いたい ) で
威嚇 ( いかく ) を 鳴 ( な ) らせ その 命 ( いのち ) 尽 ( つ ) きる 迄 ( まで )

潰 ( つぶ ) れる 餉 ( かて ) を 標榜 ( ひょうぼう ) に 揭 ( かか ) げ 穢 ( けが ) れた 膊 ( うで ) で 叩 ( たた ) き 絆 ( ほだ ) して
冷 ( つめ ) たいものを 感 ( かん ) じているのは どうしても 亡 ( な ) い 方 ( ほう ) からだ
猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  最大限 ( さいだいげん ) に 爛 ( ただ ) れた 首級 ( しるし ) の
穢 ( きたな ) い 声 ( こえ ) が 聞 ( き ) こえているんだ そのまま 討 ( う ) てよ、そのまま 討 ( う ) てよと

累 ( かさ ) ねた 贄 ( にえ ) を 神体 ( しんたい ) に 戻 ( もど ) せ 流 ( なが ) れ 出 ( で ) る 血 ( ち ) を 全 ( すべ ) て 喰 ( く ) らって
冷 ( つめ ) たいものを 感 ( かん ) じているんだ どうしても 亡 ( な ) い 方 ( ほう ) から
猟奇 ( りょうき ) の 馘 ( くび ) と 何 ( なに ) が 違 ( ちが ) うか  肥大 ( ひだい ) した 肉 ( にく ) の 淋 ( したた ) る 御触 ( おふ ) れに
穢 ( きたな ) くなるを 感 ( かん ) じているんだ このまま 討 ( う ) てよ 戦闘 ( せんとう ) に 麻痺 ( まひ ) した 狂人 ( きょうじん )