117. 少女と一角獣

英題:Maiden and Unicorn

作曲:thus(2023)
編曲:thus(2023)
歌詞:thus(2023)
Song by thus © 2023 thus

絵:井上カワズ
© 2022 井上カワズ. Art by 井上カワズ

動画:thus(2023)
―フォント:瀬戸フォント

少女 ( しょうじょ ) 一角獣 ( いっかくじゅう )

( なん ) だか ( ) らん ( うち ) 不和 ( ふわ ) ( まみ ) ( したた ) かな ( こえ ) ( ) えれんくなって
今日 ( きょう ) 、そっと ( いえ ) ( ) た  何処 ( どこ ) ( とお ) くに ( ) こうと ( おも ) った
けど ( ) ( ) てなど 何処 ( どこ ) にもない ( まま ) 禁忌 ( きんき ) とされている 樹海 ( じゅかい ) ( まよ )
出会 ( であ ) って ( しま ) った 獰猛 ( どうもう ) ( うた ) われている 一角獣 ( いっかくじゅう ) へと

( なん ) だか ( ) らん ( うち ) どうしようと ( おも ) 静寂 ( せいじゃく ) 恐怖 ( きょうふ ) ( ) えれんくなって
そっと 後退 ( あとずさ ) り  何処 ( どこ ) ( とお ) くに ( ) げようと ( おも ) った
けれど 何処 ( どこ ) ( いた ) ( かな ) しむよう 心寥 ( うらさび ) しむ 様子 ( ようす ) 如何 ( どう ) いう ( こと )
そっと ( やさ ) しくも ( くら ) いその ( ) をゆらりと ( あず ) けて ( )

ハララ、 ( ) げを ( つづ ) け そして 茲等 ( ここら ) 出会 ( であ ) った
それは、 ( とて ) もそれは  ( ) いた ( はなし ) ( ちが ) った
ハヤヤ、 不和 ( ふわ ) ( なか ) ( ひと ) ( おも ) ( ) ( うれ ) いた
それは、そうそれは  何度 ( なんど ) ( ) られていたんだ

( かな ) しい ( とき ) 出会 ( であ ) った
( ) げる 間柄 ( あいだがら ) 出会 ( であ ) ったんだ
( ) いた ( はなし ) ( ちが ) った
( なに ) をするでも ( ) かった

( うま ) ( ) って  微風 ( そよかぜ ) ( ) られて
( いさか ) いなんて ( ) くなればいいのにという 心地 ( ここち )
嗚呼 ( ああ ) 何故 ( なぜ ) だろうね よく ( ) っている ( ) がするんだ
今日 ( きょう ) はもう ( おそ ) い  ( ) ( ) ( まで ) ( ) なさい、 少女 ( おとめ )

( うま ) ( ) って  旋風 ( つむじかぜ ) ( ) って
( あらそ ) いなんて ( ) くなればいいのにという 心地 ( ここち )
嗚呼 ( ああ ) 何故 ( なぜ ) だろうね よく ( ) っている ( ) がするんだ
夜明 ( よあ ) けも ( ちか ) い  ( ) ( ) いたら ( かえ ) りなさい、 少女 ( おとめ )

(ハーヤッ、ハーヤッ、ハーヤッパラーラッタッ、)
(パーラッ、パーラッ、パカラカラッパラーラッパッ、)
(ハーヤッ、ハーヤッ、ハーヤッパラーラッタッ、)
(パーラッ、パーラッ、パカラカラッパラーラッ、)

やっかみがられて ( すえ ) ( あと ) またそういった ( きら ) いにも ( ) えれんくなって
今日 ( きょう ) も、そっと ( ) ( ) た  ( ) われるように 樹海 ( じゅかい ) ( ) こうと ( おも ) ったの
( きり ) ( くもり ) ( ) からんが その ( ) こう 晃晃 ( こうこう ) ( かがや ) 月夜 ( つきよ )
今日 ( きょう ) も、そっと ( ) ( ) 獰猛 ( どうもう ) ( きら ) われた 一角獣 ( いっかくじゅう ) から

( なん ) だか ( ) らん ( うち ) どうしようと ( うな ) 静寂 ( せいじゃく ) 恐怖 ( きょうふ ) ( ひそ ) ( けもの ) たち
そっと 後退 ( あとずさ ) り  何処 ( どこ ) ( とお ) くに ( ) げようと ( ) つめていた
( くも ) ( かすみ ) ( ) からんが その ( ) こう しんしんと ( またた ) 星夜 ( せいや )
そっと ( くら ) ( なか ) ( とく ) ( なに ) をするとなく ( とき ) ( ) ごした

ハララ、 ( ) げを ( つづ ) 惨事 ( さんじ ) ( ) けて ( いた ) った
( なん ) ずる ( おも ) いを ( ) らぬ ( まま ) ( けむ ) たがられて
ハヤヤ、 不和 ( ふわ ) ( なか ) ( ひと ) ( おも ) ( ) ( なげ ) いた
それは、そうそれは  傷跡 ( きずあと ) ( ) えていたんだ

( うま ) ( ) って  微風 ( そよかぜ ) ( ) られて
( あらそ ) いなんて ( ) くなればいいのにという 心地 ( ここち )
嗚呼 ( ああ ) 何故 ( なぜ ) だろうね よく ( ) っている ( ) がするんだ
貴方 ( あなた ) ( おな ) ( おも ) いを ( ) りますか 一角獣 ( いっかくじゅう )

(ハーヤッ、ハーヤッ、ハーヤッパラーラッタッ、)
(パーラッ、パーラッ、パカラカラッパラーラッパッ、)
(ハーヤッ、ハーヤッ、ハーヤッパラーラッタッ、)
(パーラッ、パーラッ、パカラカラッパラーラッパッ、)

( かな ) しい ( とき ) 出会 ( であ ) った
(ハーヤッ、ハーヤッ、ハーヤッパラーラッタッ、)
( ) げる 間柄 ( あいだがら ) 出会 ( であ ) ったんだ
(パーラッ、パーラッ、パカラカラッパラーラッパッ、)
( ) いた ( はなし ) ( ちが ) って
(ハーヤッ、ハーヤッ、ハーヤッパラーラッタッ、)
( なに ) をするでも ( ) かったんだ
(パーラッ、パーラッ、パカラカラッパラーラッパッ、)

( おお ) きく ( ) った ( ) ( こころ ) 無事 ( ぶじ )
相思 ( そうし ) 出会 ( であ ) ( ちぎ ) りを ( ) わしました
明日 ( あした ) ( わたし ) ( みさお ) ( ささ ) げます
もう ( ) えるのは 最後 ( さいご ) になりました

御馬 ( おうま ) ( ) って  ( かぜ ) ( ) ( すず ) しさを
( あらそ ) いなんて ( ) くなればいいのにという 心地 ( ここち )
嗚呼 ( ああ ) 何故 ( なぜ ) だろうね。よく ( ) っている ( ) がするんだ。
もう 此処 ( ここ ) ( ) ず、 ( さいわ ) いでいなさい、 乙女 ( おとめ ) よ。

御馬 ( おうま ) ( ) って  ( かぜ ) ( ) ( さび ) しさを
平穏 ( へいおん ) ( なか ) ( ) られている 心地 ( ここち )
嗚呼 ( ああ ) 何故 ( なぜ ) だろうね。ずっと ( ) っていた ( ) がするんだ。
もう 此処 ( ここ ) ( ) ず、 ( さいわ ) いでいなさい、 乙女 ( おとめ ) よ。

(ハーヤッ、ハーヤッ、ハーヤッパラーラッタッ、)
(パーラッ、パーラッ、パカラカラッパラーラッパッ、)
(ハーヤッ、ハーヤッ、ハーヤッパラーラッタッ、)
(パーラッ、パーラッ、パカラカラッパラーラッパッ、)

(ハーヤッ、ハーヤッ、ハーヤッパラーラー、ハーヤッパラーラー、)